訪れた季節は9月。この展望所に吹く風に乗ってアサギマダラが何頭か舞っていました。日本で唯一「渡り」をする蝶として知られるアサギマダラは最長2000キロにもおよぶ旅をする蝶で有名。 このご婦人のななめ下方にかすかにその姿を写し込めました。
ヨツバヒヨドリもありましたがこれはサワヒヨドリ。ヒヨドリバナのいずれもアサギマダラが吸蜜するとされる花で、この蜜には有毒成分があるそうでその毒成分を胎内にもっているためアサギマダラは鳥などに食べられないのだという説があるそうです。私も最近知らされたのですが、「ヒヨドリバナには毒があったのか・・・?」という驚きの方が強いですね。アサギマダラは海を渡る蝶とされますが、どこで生まれどこに帰るか詳しい話を聞いてみたいと思いました。