カツラの樹がありました。ただし、これは亜高山性の種でヒロハカツラでした。比較的高い所でもカツラの樹はあるので山登りをしている最中で見るものはあまり疑いなくカツラという認識でしたね。葉がカツラに比べて確かに丸く横広です。大木。
何か変というか気になったのが実です。実を調べて初めてヒロハカツラと分かった次第です。カツラの実は爪のような形状はとらずまっすぐ立ちあがったように見えますので差は明らかです。実がなけれがそれとは気づかなかったでしょうね。もっとも花でも差がありますが、花の季節は非常に早く雪があっても咲きますからなかなか高い山には来ることができません。大木の判別は意外と難しいものです。