ビジターセンターに着く手前の道路わきにルイヨウショウマの開花株がありました。ゴンドラ駅からの数百メートルの道路脇には面白い植物がいろいろとあり自然園の中にも劣らない草花が見られます。個体数や周囲の景観は劣りますからさっさと通り過ぎる人が多いのですが・・・。ルイヨウショウマにしては少し花が遅い気もしますがこの株は今が盛りで霧雨の中に白く浮かんでいます。
この花柄の花は立派です。開花期が遅れてしまった要因は何だったのでしょうか。私の記憶では7月が盛りのはずですから9月はかなり遅いことになります。教科書通りにならないところが自然の魅力でその理由をいろいろと推理する楽しさがあります。これから結実させて冷たい空気に覆われるまでに熟させて次の世代を作り上げるまでに大忙しで頑張らないといけない個体です。果たしてうまく行くのでしょうか。温暖化がこんなところまで影響している?なんて少々考え過ぎですね。