森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

マルバマンサクの虫こぶ

2019年11月16日 | 自然観察日記
マルバマンサクも沢山自生していますが、今回はそこにつく虫こぶが目に留まりました。マンサクにつく虫こぶは2種あるのだそうですが、これはマンサクメイボフシというもののようです。植物にはその種独特の虫こぶができます。アブラムシの仲間が寄生して作られると承知していますがその種独特なアブラムシが一対一の関係で成り立っているのが不思議な感じです。

マルバマンサクの葉

2019年11月16日 | 自然観察日記
マルバマンサクは雪国に適応した種で越後の山地にはごく普通に見られます。しかし、越後湯沢の群馬県境の山域にはマンサクとマルバマンサクが共存しています。この現象をどう説明するのか興味深いテーマです。

鉈(ナタ)池に生育していたマユミ

2019年11月16日 | 自然観察日記
鏡池に隣接して鉈(ナタ)池があります。小道がついていましたから寄り道して見学しました。水面に小魚の魚影が見られました。そして、水中に生育するマユミを目にして驚きです。この湖も水位が安定している自然にできたものと思うのですが、こんな光景になっているのは今年降った雨水で水位が上がっているということなのでしょうか?それにしてもマユミの根元を見るとかなり長い間水に漬かっている感じがします。実に面白い光景です。