オヤマノリンドウは花の時期になってきましたから至る所で見かけました。白山のエリアはミヤマリンドウとオヤマリンドウ以外見かけませんでした。ある資料にはトウヤクリンドウが生育しているような記載がありますが歩いた範囲では気付きませんでした。「オヤマ」は白山を表す表現という考えがあるのだそうです。真偽のほどは分かりませんが、確かにオヤマノリンドウは沢山自生しているようです。
オヤマノリンドウの花ははまり開きません。晴れたときにわずかに口を開ける程度です。それで、うまく受粉ができるのかといぶかりますができているのでしょうね。そういえば、エゾリンドウを栽培したことがありますが、この種もあまり開かない種ですが秋遅くにはしっかりと種子を結び果実は充実しているものが多いのです。もちろん「しいな」のような果実もあります。