イワイチョウが大雨によってたまった水に沈んでいました。もともと湿原や雪田わきの多湿の場所に生育する種ですから水没することは日常茶飯事のことなのでしょう。
花は7月頃から咲き始めて8月いっぱいは見られるようです。一斉に咲きそろうというより比較的長い間花芽が次々に成長してきて開花していくというスタイルのようです。多くはありませんが新鮮な花が雨に濡れて咲いていました。水没を避けるために少し高めに花柄を伸ばしているのでしょうか。
イワイチョウはしばしば大きな群落を形成します。葉の色づくのも早く古めの葉はどんどん枯れていきますがそれがまとまっていると草もみじ様になって見えます。コバイケイソウと一緒にすでに秋景色を作り始めている場所もできています。