ゴヨウイチゴ 2020年02月13日 | 自然観察日記 中部以北の亜高山帯に見られるつる性の多年草です。ひどい藪の中では生育が難しいのか登山道脇などの比較的開放されている林床に生活しているようです。赤い実がポツンポツンと見られました。そういえばゴヨウイチゴはしばしば見かけますが、実が沢山着いている光景を見たことがありません。つるの腋に一つの花をつけるという性質上そういう光景を作れない種なのでしょうが、「いちご」と名がつく種のなかでは最も馴染みのない一つでしょう。
ゴヨウイチゴの実 2020年02月13日 | 自然観察日記 赤く実は熟します。美味ではありませんが食べれます。多く採れませんから味見だけです。ヘタの大きさの割には果実が小さいのでかわいそうな感じがします。