オオイワカガミの群落

越後の里山はオオイワカガミの宝庫です。どこに行っても見られるという種ですから注目度は高くありません。しかし、新潟の自慢できる花の一つであることには間違いありません。裏山に行ってこんな美しい花がごろごろ転がっている地域は他にはないのではないでしょうか。黒姫山もご多分に漏れずところどころに素晴らしい群落がありました。

オオイワカガミの花

栄養状態の良い株は２０個くらいの花が付きます。新潟ではどこにでも見られる種ですが栽培となるとかなり気難しい種のようです。奇麗だからといって家に持ち帰ることはやめるようにしましょう。

オオイワカガミの花正面

イワカガミは高原などやや海抜が高い場所に見られますがオオイワカガミは日本海側の低山帯が中心です。

オオイワカガミの葉

径10ｃｍくらいの円形で大きな葉。光沢があります。

オオイワカガミの花色 ①濃桃

いろいろな花の色があります。濃桃色から白までほぼ連続していますが代表的なものを並べてみます。

オオイワカガミの花色 ②桃色

最も個体が多い花色です。

オオイワカガミの花色 ③白色

純白の個体もあるのですが今回はこの株が最も白い個体でした。