花はムラサキ科に多い花序の先がくるくる巻いた形状(さそり型花序)をしていて、開花するにつれそれがほどけて真っすぐになっていくというものです。花冠は5片の花弁を持ちますが、果実は4個の分果になります。このあたりの数字の不一致が面白いところです。
柏崎地内に八石山という500mほどの低山がありますが、その一つの登山道脇に不動滝という場所があります。チョウジソウを見たついでに車で移動し滝まで歩きました。河の周辺にミズタビラコが沢山自生していたのにはちょっと驚きでした。経験的にはもっと深い山の渓流に自生しているという印象を持っていたからです。