黒姫山の稜線上、7号目あたりでしょうかドクウツギが見られました。まだつぼみの状態で葉もようやく伸び始めた段階です。昨年の枝の付け根に今年の芽がかたまって出ているという状態で一つ一つの形質をはっきりと見ることができません。とはいえ、これもこの時期のこの種の特徴です。
別名「イチロベゴロシ」。猛毒の種として知られています。日本三大毒草だそうです。経験的に県内でまとまって生えているような場所に出会ったことがありませんが、河原近くであったり林の縁であったりでときどき見かけます。今回はかなりのやせ尾根でポツンと生育しているところに遭遇しました。もう少し個体数があっても良いと思うのですが見渡した範囲では見つかりませんでした。