森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カラマツの花

2012年05月04日 | 自然観察日記
カラマツはもともとは高山や寒地の樹で寒さに適応するために落葉を身につけた針葉樹です。ところが、平地でも生育できるために里山の山林よく植えられています。チップ材として積極的に栽培する地域もあるようですね。
ところで、この樹の花を見たことはあまりないのではないでしょうか。私も今回が初めてでした。偶然、先日の強風で大枝が折れて雪の上に落ちていました。適度な湿り気とこの温かさで枝に残されていたエネルギーで花を咲かせたものがありました。高木の花はこういう機会でもないとカメラに収めることができません。そそくさとカメラを取り出して何枚か写しましたが、どういうわけか今回はポンぼけになってなかなか写真にならないのです。それでも何とか焦点の合ったものが撮れたので紹介していますが、左が雌花で右が雄花です。雌花の淡い緑色が印象的でした。

クサイチゴ

2012年05月03日 | 自然観察日記
キイチゴの花も見られるようになります。良くある種はモミジイチゴとクサイチゴ。モミジイチゴは下向きに花をつけるのに対して、クサイチゴは上向きに花をつけますから区別は簡単です。花の感じはクサイチゴのほうが重厚ですね。草といっても木化した茎を持ちます。棘はあまり気にならないのは低木状で踏みつけて歩けるような姿からでしょうか。

ハナノキ 雌花

2012年05月02日 | 自然観察日記
かつて木曽路を訪れたときにハナノキを見てから気に入って我が家にも欲しいと庭の一角に植えてあります。サクラに比べれば大変見劣りはするものの、ほんのりと赤く染まる姿が私の心情にあっているようでこの季節の花を見ながら語りかけています。まだ5~6mの若木ですが、成長がよく数年もすれば我が家でも有数の高木になる勢いです。風の強い西側に植えてありますから風除けになってもらうつもりです。
ハナノキはカエデ科の樹木です。カエデ科の仲間には雌雄同株が多いのにハナノキは雌雄異株。別名ハナカエデというくらいで、地味なカエデ科の中では艶やかな部類です。我が家の個体は雌株。二股に分かれた雌しべが確認できます。ルーペで見ると5枚の花弁と5個のがくも確認できますが、肉眼ではよく分かりませんね。

ウグイスカグラ

2012年05月01日 | 自然観察日記
群馬藤岡の桜山公園では越後では見かけないものがあります。十分な時間と季節がもう少し進んでいればもっといろいろなものを見つけ出すことが出来るのですが、今回は数種類のものを確認するにとどまりました。
その中の一つがこのウグイスカグラです。スイカヅラ科の種で、これに近い種は県内で探すとなると私はアラゲヒョウタンボクしか思い当たりません。淡い桃色の花が素敵ですね。この基本種になるのがヤマウグイスカグラで、北海道から九州まで生育しているのだそうで、毛のない品種をウグイスカグラとするようです。