積年の床張りが終了した。 約4畳ほどの小さな部屋が誕生したわけだ。 バンザーイと、ひとりでやってみる。
釘の打つ場所はほんとうは見えないようにやるらしいが、そこはとてもむずかしいので見える所に打つことにした。 床材の凹凸を組むのだが、なかなかそれも悪戦苦闘の連続。 近所の大工さんが「組み合わせを先にやってから釘を打つんだ」と言っていたことを思い出し、それで多少スムーズになったものの、それでも手こずった。
以前の状態はいちいち履物を履きかえて利用していたようだったが、これで、めでたし、めでたし。 ついに、昔の味噌蔵は食器や漬物収納部屋へとリニューアルとなったのだった。
次は壁の一部を張る作業だ。 そこは廃材でうちつけようとしたが、やはり壁がまっすぐではないので、ベニア板でやることにした。
天井は和宮様の手を借りたほうがよさそうなので春までお預け。 買った材木もあるが、もともとここに保有していた板や貰ってきた材木がいろいろあることで、厚さや幅の違う現状に対応することが多々あった。 これもありがたいことだ。