昨日、突如隊長たちがさっそうとわが家にやってきた。 今週、竹筒しし汁の試食会をするための準備に孟宗竹の食器作りに馳せ参じたというわけだ。 孟宗竹は近所の山に華ちゃんと採りに行ったが、2本だというのに軽トラの荷台に竹が満載となった。
早目に来た隊長は汗びっしょりになりながら、先日伐ったコナラの木の一部を玉きりしてくれた。 これはシイタケ菌打ちのためである。 全身を装備した隊長の姿は、まるできこりのようなきびきびした頼もしいお兄さん(褒め殺し!?)のようだった。
オイラが伐採に失敗して枝に引っかかったY 字型の2本の切り株を座れるようにしてくれたのだ。 つまり、前は惨憺たる傷口のような様相の切り口だったからだ。 そこに座って眺望をしばし愉しんでいた隊長。 滴る汗をぬぐうすがすがしいわれらの隊長の姿が道草山の風景になっていたのだった。
もちろん、庭では焚火の昼食が待っている。 うどん・そば・サンマ・イカ・イノシシの焼肉、三崎産のマグロ・焼き芋等に舌鼓を打ったのは言うまでもない。 食べるのが忙しくてデジカメで撮るのを忘れるくらいだった。 調理を手伝ったカオちゃんが焚火の臭いが素敵だというのが素晴らしい。 多くの女性や若者が臭い消しに躍起になっているなかで、この自然の醸す煙を受け入れるとはすごいことだ。