竹筒の節をきれいに切るのがやはり難しい。 この竹筒でご飯を作ったことは何度もあるけれど、汁を作るのは初めてだった。
具には、近くのペンションのハンターからもらったイノシシの肉、ホウレンソウ、ブロッコリー、シイタケ、クズきり、桜エビ、フキノトウなど盛りだくさんに入れてみた。
だし汁を入れてフタをしてからカマドの上に置く。 始めは強火でだんだんと弱火にしていく。 庭の枯木やゴミなどを燃やすのに時間がかかってしまって、なんだかんだで一日かかってしまった。
竹筒は約1時間足らずでフタを開けてみた。 すでに水がかなり蒸発していたので、味噌を溶いたお湯を注ぐ。 まずは、シシ肉から食べてみる。 やー、ウマーイ。 柔らかーい。 さらには、シイタケ・フキノトウが匂いといい歯応えといい、サイコー。
昨日、冬眠から目覚めた和宮様もズルズルーと最後の一滴まで食べ・飲みつくしてしまったのだった。