手動式扇風機も笑いを誘ったが、この「ゼンマイ式自動ハエ取り機」はそれ以上の逸品だった。
これは名古屋の「尾張時計」が、「ハイトリック」という商品名で大正8年に販売して大ヒット商品だったようだ。庶民には高かったようだが、輸出されたり、昭和20年代まで販売されたという。
下部の四角い棒に酒・酢・砂糖などを塗ってハエを止まらせて巻き込むという仕掛けだそうだ。

尺八演奏のバックには吊り灯篭が吊るされており、ほのかなライトが光っていた。
鉄製だろうか、4面角型の亀甲模様の灯篭だった。

外ではネジ式の蛇口を発見。やや赤銅色をしている。日本製なのだろうか。
レトロな蛇口がはやっていて、ときどき喫茶店でも遭遇することがある。
しかしこれは、いかにもシンプルだ。いつごろのものだろうか。
庄屋屋敷の蔵にはまだまだいっぱい所蔵品があるようだが、今回はこれで充分。
ぜひまた、再訪したい場所である。
時代の先行きの不安が増すとき、こうした昔の事物を見ると落ち着くのはどうしてだろうか。
これは名古屋の「尾張時計」が、「ハイトリック」という商品名で大正8年に販売して大ヒット商品だったようだ。庶民には高かったようだが、輸出されたり、昭和20年代まで販売されたという。
下部の四角い棒に酒・酢・砂糖などを塗ってハエを止まらせて巻き込むという仕掛けだそうだ。

尺八演奏のバックには吊り灯篭が吊るされており、ほのかなライトが光っていた。
鉄製だろうか、4面角型の亀甲模様の灯篭だった。

外ではネジ式の蛇口を発見。やや赤銅色をしている。日本製なのだろうか。
レトロな蛇口がはやっていて、ときどき喫茶店でも遭遇することがある。
しかしこれは、いかにもシンプルだ。いつごろのものだろうか。
庄屋屋敷の蔵にはまだまだいっぱい所蔵品があるようだが、今回はこれで充分。
ぜひまた、再訪したい場所である。
時代の先行きの不安が増すとき、こうした昔の事物を見ると落ち着くのはどうしてだろうか。