人間も植物も動物も冬支度。
落葉もすすんでいき、裏の道草山の「ガマズミ」の実が、がぜん目立ってきた。
ふだんは雑草・雑木の放置地帯になっていたが、実の赤はこのときとばかり主張を始めている。
この日のためにじっと待っていたのかもしれない。

そのすぐ隣には、「マメガキ」がどうどうと柿をつけている。
マメガキから採る「柿渋」はむかしの日常生活のあちこちでなくてはならないものだった。
柿の実は霜にあたり黒紫色になっていくと甘味がでるという。
霜も味なことをしやがるぜ。

林床にも「フユイチゴ」の小さな実が赤く輝いている。
このジャムを作るにはかなりの量の実を集めなければならない。
ほんのりした甘味が寒さを忘れさせてくれる。

国道のほうを歩いていくと、ガードレールの近くに「カバノガマズミ」が赤い実をたくさんつけていた。
この近辺では「コバノガマズミ」が意外に多いのを知る。
晩秋の薄ら寒い空気のなかでも、今まで目立たなかった樹や草が敢然と発信する姿を発見できる。
落葉もすすんでいき、裏の道草山の「ガマズミ」の実が、がぜん目立ってきた。
ふだんは雑草・雑木の放置地帯になっていたが、実の赤はこのときとばかり主張を始めている。
この日のためにじっと待っていたのかもしれない。

そのすぐ隣には、「マメガキ」がどうどうと柿をつけている。
マメガキから採る「柿渋」はむかしの日常生活のあちこちでなくてはならないものだった。
柿の実は霜にあたり黒紫色になっていくと甘味がでるという。
霜も味なことをしやがるぜ。

林床にも「フユイチゴ」の小さな実が赤く輝いている。
このジャムを作るにはかなりの量の実を集めなければならない。
ほんのりした甘味が寒さを忘れさせてくれる。

国道のほうを歩いていくと、ガードレールの近くに「カバノガマズミ」が赤い実をたくさんつけていた。
この近辺では「コバノガマズミ」が意外に多いのを知る。
晩秋の薄ら寒い空気のなかでも、今まで目立たなかった樹や草が敢然と発信する姿を発見できる。