山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「犬居城」を攻めてみる

2013-11-17 22:54:53 | 旅行・散策
 30人ほどが春野ふれあい公園に集結。
 紅葉が見事。センダンの実もいっぱい見られる貴重な公園でもある。
 これから戦国の山城の典型であり、徳川・武田軍の攻防のドラマがあった「犬居城」を散策する。

         
 昨日たまたま「産業まつり」で出会ったかたも急遽来てくれた。
 公園を出て、秋葉橋のたもとに1坪ほどの「自記水位観測所」を発見。
 昭和29年度からそこで観測が始まった、というからそれなりの歴史があるんだ。
 この近くに「犬居流量観測倉庫」もあるらしいが確認はしていない。

                     
 秋葉神社本社を歩くには「九里橋」を渡って急坂からスタートする。
 往時は門前町として旅館があったが、今は空き家しか目立たない。
 当時としては洒落たウインドウも雑草アートを見せてくれる。

    
 近所に豊富な湧き水が出ていた。
 建築屋らしい手づくりの洗い場がすがすがしい。

                  
 急峻な峠道を歩く。
 汗が吹き出る。
 これは自然をうまく利用した陥落しにくい山城だ。
 家康軍も一度は負けている。

   
 いちばん高い見張り台近くのカシの木が倒れていた。
 宝暦2年(1752年)銘の役行者の石像があったが、江戸中期以降は修験者の修業場所として利用されてきた。
 平和を持続してきた家康の功績はここでも発揮されている。  

コメント
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