わが道草山は、もともと茶畑のための草刈り場だったという。
それが茶業の近代化とともに機能を失い、今では草木混淆の荒れた様相を見せている。
そんななかでも、「ヤマツツジ」の見事な紅炎があちらこちらに存在を主張している。

林縁でよく見かける「シャガ」の花がなんとか咲き出した。
よく見ると、なかなか見事な花であるのがわかる。
群生していることが多いが、一本でも充分見どころがある。

野イチゴの「クサイチゴ」がトゲをたてながらすっきりとした5弁の花を開いている。
草花の図鑑をじっくり見ていても掲載されていない。
それもそのはず、「クサイチゴ」は樹木だったのがわかった。
野イチゴには、樹木と草本の両方にあるからややこしい。

山の土砂が少しずつ崩れている。
以前、植えてあった「モミジガサ」の行方がわからなくなっていたが、ちゃんと若葉を伸ばしている。
量が少ないので山菜として食べる欲望をなんとか押し殺している。
草刈り場が生物多様性の空間として見直されてきたが、道草山はすでにさまざまな山菜・昆虫・樹木に恵まれている。
それが茶業の近代化とともに機能を失い、今では草木混淆の荒れた様相を見せている。
そんななかでも、「ヤマツツジ」の見事な紅炎があちらこちらに存在を主張している。

林縁でよく見かける「シャガ」の花がなんとか咲き出した。
よく見ると、なかなか見事な花であるのがわかる。
群生していることが多いが、一本でも充分見どころがある。

野イチゴの「クサイチゴ」がトゲをたてながらすっきりとした5弁の花を開いている。
草花の図鑑をじっくり見ていても掲載されていない。
それもそのはず、「クサイチゴ」は樹木だったのがわかった。
野イチゴには、樹木と草本の両方にあるからややこしい。

山の土砂が少しずつ崩れている。
以前、植えてあった「モミジガサ」の行方がわからなくなっていたが、ちゃんと若葉を伸ばしている。
量が少ないので山菜として食べる欲望をなんとか押し殺している。
草刈り場が生物多様性の空間として見直されてきたが、道草山はすでにさまざまな山菜・昆虫・樹木に恵まれている。