山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

森・ひと・モノとをつなぐ「山の楽市」盛況に!!

2014-04-27 21:09:03 | 市民活動・まち育て
 天候にそしてなにより新緑に恵まれた「山の楽市」が開催された。
 若いスタッフに支えられたこともあり、終始活力と交流を感じる山里の集いとなった。
 山猿さんの木工コーナーでは売り物のテーブル・イスを占拠してコーヒー・緑茶をすすりながらのたまり場となった。

      
 それもそのはず、軽トラに設置されたコーヒーミルが大活躍。
 後半にはいつともなしにイスもテーブルもほぼ完売してたまり場は解散。
 モノの売り買いに終わらない「山の楽市」を象徴する出会いと交流の場が自然発生的に形成されている。

                      
 和宮様も出店に意欲を出され、ゼンマイ・桜花漬は完売、梅のラッキョウ酢漬・キクイモの甘酢漬も順調、雑貨は少々という結果だった。

  
                         
 シイタケの菌打ちやもちつきの体験コーナーも前回にはなかった試み。
 もちつきは餅の量が少なかったため多くの人には残念口には入らず。

           
 前回の楽市の成果を象徴する梅ちゃんの竹かごコーナーには、若い女性の弟子や自主的な助っ人が駆けつけた。
 片足のない梅ちゃんも今までの人生の中でもこのところ脚光を浴びた1年になったようだ。

                      
 地元から野菜を出してくれた農家女性の初参入も意味がある。
 地元産のだぶついた野菜を活用したり、希望を持って生産していくか、それに応えていく鍵がここにある。

  
 さらには、大道芸もどきの音楽家の存在も大きかった。
 まさしく、モノの売買に終わらず、音楽を楽しむ空間と空気が人と人とをつなぐ。

 わが集落では、昨年は約半数近くの家が何らかのかかわりがあったが、今回は三分の二がかかわりがあった。
 この小さな前進は次へのステップとなることを予感するものだ。
 会場のそこここで小さな輪ができあがり、そこで多彩な話題がかわされているこの光景こそ、都会のフリマではない「山の楽市」の本領があると感じた一日だった。
          

     
 


    
コメント
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