先日、萎凋した茶葉の品種「ほうりょく」をザルの上で揉んだもので紅茶づくりをする。
茶葉が褐色になったものを常滑焼の「手つきホウロク」(「手振りロースター」)に入れてみる。
しかし入れてみたら茶葉が多かったのでそれで炒るのは断念する。
そのとき、和宮様が「<ホウロク皿>でやってみなはれ」とのたもうたので、倉庫から出してきて七輪の上で炒ってみる。
この昔ながらの素焼きは大きさもちょうどよかった。
七輪の火力が強かったせいか、少し焦げてしまったようだ。
一煎目は茶葉が少なかったので味が薄かったが、二煎目はやや多めに茶葉を入れて飲んでみると、紅茶らしい見事な味。
そういえば、わが畑には茶の木がいっぱいある。
毎年剪定するのに手こずっている。
剪定のついでに紅茶づくりができるといいなとひらめく。
ちなみに、数年ぶりにわが家に来た娘が七輪の煙で家の中を燻すのに夢中。
とりあえず、夏の虫封じとする。