山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

またもや下見だった

2016-09-15 22:27:44 | 春野山の村
 校外授業の一環として小学生が来ていた「春野山の村」。
 今週の日曜日に実施される「森林散策会」の会場となる「山の村」にまたもや下見をする。
 今月だけで3回連続の散策会となる。
 ポツリと咲いていた「ハダカホウズキ」(ナス科)。

                        
 しばらく歩くと赤い実がなっているハダカホウズキを発見。
 花と実の双方を見られたのははじめてだった。
 いわゆるホウズキの実は、大きなガクで包まれているが、これは裸のままなのでついた名前だ。
 似ているものに、「イヌホウズキ」「アメリカホウズキ」があっていつも混乱させられていた。

   
                            
 森の日陰の中に、黄色の「ナギナタダケ」(シロソウメンタケ科)を偶然発見。
 ネーミングになるほどとその想像力に感心する。
 さらにそのそばになんと、緋色の「ベニナギナタタケ」もあった。
 これは食べられるそうだが、猛毒のカエンタケに似ているので食欲はわかない。

                              
 群生は見られなかったが、ところどころで小さな「ハナホウキタケ」を確認。
 珊瑚のような薄いピンクが魅力的だ。

 
 
 はじめはチチタケだと思っていたが、形が漏斗状で中心部が柄の基部まで窪んでいたのがわかった。
 食べると消火器系に中毒症を起こす「ウスタケ」(ラッパタケ科)だったが、そのウスは「臼」だった。
 傘の色が濃い色・薄い色があるらしい。

                              
 村内によく見られるのが、「シロハツ」に違いない。
 裏の襞の根元が緑色になっているのが特徴らしい。
 老菌も多くてそれを確認するのが難しい。

 台風の影響で明日以降も雨が降るようだが、きのこにとってはチャンスでもあり、散策会もそれにシフトした内容を考えている。
 
 
 
 
コメント
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