第3回「ラブファーマーズカンファレンス」は着実に出店が増え、若者も増え、子どもたちも増えた。
広場の「竹のワークショップ」は子どもの世界を広げる。
子どものエネルギーは天を震わすとともに、取り巻く親の温かなまなざしが広場の空気を和ます。
有機専門の肥料会社の社長が新鮮な野菜の見分け方や肥料のあり方を熱っぽく伝える。
宿泊棟も木立の陰でも有機農業をめぐるゼミや体験が満載だ。
講師と参加者との壁が薄いのが特徴でもある。
いつもは閑散としている「山の村」は、楽器と歌声がいつもの空気を振動させる。
閉塞と忙殺の日本でも、緩やかなつながりを大切にする人がいる。
利益と便利さに走る日本でも、つつましく生きられれば良しとする若者がいる。