耕運機が再び故障して困っていたところ、修理ができたと連絡がありいそいそと取りに行く。ハンドルの上下左右をつかさどる軸がまた折れてしまったのだ。
どうも、メーカーの「三菱農機」のネジ機構の部品に不安がある。そのかみ合いが悪くついつい力任せに作業をしてしまったのだ。
こんどは丁寧に畑の荒耕を粛々と行う。
部品を全とっかえしてくれたおかげでスムーズに作業が進行できた。
一時は新しく耕運機を購入しようとカタログをいろいろ調べてみたが、赤貧の家計経済からは修理の道しか選択肢がなかった。
荒耕したもののまだまだ大きな石がごろごろして耕運機がゆさゆさしてしまう。
秋野菜の種が待っているのであわててレーキで畝を至急作っていく。
汗がどっと流れて下着を何度も変えるが、一気にやらないのが最近の知恵となった。
つまり、「ぐーたら農法」を貫くことになっただけだが。
雨模様になったときは、それはそれで庇の下で植木の移植をやってみたり、転変する日々の天気に一喜一憂しないことにする。