昨年の冬から炬燵にお世話になりながらシコシコ編集してきた地域マガジン『小さな山里のアナザーワールド』の印刷を終了した。編集ソフトがよく理解できなくてなんども失敗を繰り返す。最近は少しは慣れてきたがまずは印刷の段階に入ったことで今月中完成を目標にしてきたのでホッとする。
わが畑や道端で出会った昆虫などの生き物・植物と、昔の地域の思い出の聞き取りの2本立てを内容としている。編集以上に資料を確認するのも同じくらい手間がかかっている。
予算がないのですべて手作りの印刷だ。プリンターもときどき駄々をこねたりしたが、なんとか予定の50部を印刷し製本も完了する。中身は16頁、A4判たったの4枚だが時間は相当投入している。インタビューに応じてくれた地元の長老も快く話してくれた。なにも代わり映えしない地域に足元から小さなスポットを当てたつもりだ。やってみてこれは1年に1号しか発行できないことがわかったので、今後のんびり時間をかけて編集・取材を続けていくことにする。