山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

カンヒザクラほぼ満開、ヒメコブシは落花へ

2018-03-27 14:01:48 | 植物

 裏の畑の隣に「八重カンヒザクラ」がほぼ満開となった。8年前の2010年に植樹したものだ。今ではすっかり手が届かない大きさに成長している。沖縄の桜と言えばこの「カンヒザクラ」をさす。

 テレビは佐川前国税庁長官の証人喚問中継でどの局も放映。そこは官僚が国民に対して誠実か、政治家に媚びるかの指標がよく見える劇場でもある。エリート中のエリートが全身を傾けて奮闘している時空がほんとうに国民の利益に繋がっているのだろうか疑問だ。じつにもったいない。そのつけが戦前であれば原爆や空襲や戦死という結果となり、戦後は自然破壊、原発被害、心の空洞化となっているのではないかと思えてならない。

 

         

 数年前に藪状態の中から発見した「ヒメコブシ」(シデコブシ)は、すっかり元気になり見事な花をつけてくれるようになった。赤紫色のシデコブシが気に入っているが、わが家のヒメコブシは白が強くほんのり紫色が残っている。3月中旬のころが満開だった。今では花びらがかなり散り始めている。

 街に買い物に出かけた。ソメイヨシノが満開になってきた。桜を植えてきた日本人の心の豊かさを感じる。その豊かさが政治となるとどうも歪んでしまうのは何が原因なのだろうか。マンガ『風の谷のナウシカ』を読み終わりそうだが、宮崎駿の絶望と希望との葛藤のなかにそんな人間の深層に沈潜しそうな姿が見えてくる。世界と日本が抱えている本質を彼はすでに90年代に見抜いている先見性に驚愕する。

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