「春野山の村」に直行する。そこには、地元の女性部が明日の準備のために集まっていた。さすが各論に強い女性だ。今まではこうした取り組みがなくて男だけだった。
午前中には区画割が終わっていて、あすの出店を待つばかりだ。借景の桜はすっかり満開だ。その遠くの山並みも見えるように伐採を終えている。
山の村らしくあちこちに大木の木材が転がっている。分厚い木材の年輪が圧倒する。繊細な都会のセンスではなく風雪に耐えた山の歴史を感じさせる木材の存在感。静謐な山の空気に明日はにぎやかな人の感動が行き交うことだろう。しかしながら、やや風邪をひいたのだろうか、頭が重いのが気にかかる。