昨年いただいた「シーラ・シベリカ」に花が咲いた。よく見る「ムスカリ」より早かったのが意外。植えたのが昨年の10月中旬だったが、なかなか芽が出なかった。アフリカ・ユーラシア地方が原産というから、寒さには弱い。図鑑によってシーラはキジカクシ科・ユリ科・ヒアシンス科などに分類され、同定がしにくいさすらいの花のようだ。
庭の上を観たら気がつかないうちに「ヤブツバキ」が満開だった。椿灰は日本酒の種麹をつくるときの最高の灰だという。つまり、アルカリ性の椿灰は麹菌以外の菌を寄せつけない効果がある。が、太い椿の木の入手は困難なのでその利用は現在ではかなり少なくなってきているという。
きょうは一日中雨だったので、懸案だった「のれん」の設置作業をする。