山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

百古里庵(スガリ)に寄る

2019-02-11 19:41:33 | 特産品・モノ
 買い物に山を下りる。途中でお昼になったので近くの「百古里庵(スガリ」)の蕎麦を食べに行く。そこは杉の細いトンネルを越えた先の桃源郷にある。国道から離れているのに休日はけっこう繁盛している。


  
 久しぶりに寄ったお店だったが、机といすが用意されているところが現代風というか、高齢者への配慮を感じる。150年前近くの民家がそのまま見事に再生されている。どこを見ても木のぬくもりが沁みてくる。

           
 とろろ芋の田舎蕎麦を注文する。うどんのような太い蕎麦が出てきた。最初はペロッと食べちゃうなと思ったが、それが大いなる誤算だった。腰も強く食べ応えがある。やっと食べ終える。夕方まで胃を満杯にしていた。

                  
 現代作家を応援する姿勢が随所に出ている。蕎麦湯をはじめあらゆる容器にこだわりが感じられる。天竜でもいろいろな蕎麦屋があるがこれだけ古民家を活かし、その環境と暮らしの伝統を引き継ぎ、しかも現代アーティストをも活かす店は見当たらない。
コメント
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