「百古里庵(スガリ)」の魅力は味だけではなく、骨董にもある。玄関前には昔の火鉢が並べてあった。部屋を暖める火鉢というより個人の手指を暖める火鉢のようだ。

店内ではあちこちに木製の火鉢が焚かれていた。これだけでも冬の田舎の在りし日を体験できる。その配慮と感性、その発信が優れている。

手打ちの田舎そばを食べ終わりそうなとき、「経木(キョウギ)」に書いてあるメニュー「甘いゆうわく」が出てきた。お腹はいっぱいだったが甘い誘惑にはとても勝てそうになかった。

黒豆と抹茶の自家製アイスを注文する。甘さは控えめだったのが良かった。冷たいので下痢ピーの心配もしたが杞憂だった。アマナツの皮なのだろうか、2本の「ピール」がおしゃれだ。ピールのお皿といい、スプーン置きの「ひょっとこ」といい、漆のお膳のデザインといい、またもや心も満腹にしてくれる。3月末日に「百古里めぐり」があるので「再訪したい」と言うと、できたてのパンフレットを出してくれた。

店内ではあちこちに木製の火鉢が焚かれていた。これだけでも冬の田舎の在りし日を体験できる。その配慮と感性、その発信が優れている。

手打ちの田舎そばを食べ終わりそうなとき、「経木(キョウギ)」に書いてあるメニュー「甘いゆうわく」が出てきた。お腹はいっぱいだったが甘い誘惑にはとても勝てそうになかった。

黒豆と抹茶の自家製アイスを注文する。甘さは控えめだったのが良かった。冷たいので下痢ピーの心配もしたが杞憂だった。アマナツの皮なのだろうか、2本の「ピール」がおしゃれだ。ピールのお皿といい、スプーン置きの「ひょっとこ」といい、漆のお膳のデザインといい、またもや心も満腹にしてくれる。3月末日に「百古里めぐり」があるので「再訪したい」と言うと、できたてのパンフレットを出してくれた。