ニンニクの葉が枯れ始めてきたので、数日前からニンニクの試し掘りをする。元気がないニンニクを掘り出すと、軸が軟化していたり、根が腐っていたりする「春腐病(ハルグサレビョウ)」にかかっていた。原因は多湿だったり、多肥だったりのようだ。
和宮様が自らすべてのニンニクを収穫する。すると、春腐病は一部であるのがわかった。無農薬に徹しているので今年は全滅かなと不安もよぎったが、なんとか一年間食べる量は確保できたというわけだ。
ニンニクの種は有名な東北の福地ホワイト六片を購入したものだが、品種の中には暖地系と寒地系があるという。さすがに最高級の品種という「福地ホワイト6片」だけに球根はなんとか大きくは育った。
さっそくこれを黒ニンニクにしていくが、他にやるべきことが多すぎていつになるのやら。もちろん、軒下に吊るしていく作業が基本だ。例年、梅雨が近づくとニンニクの状態が急速に悪くなる。天候のせいにしたくもなるが、決め手は秋の管理だという。が、まだマスターしていない。きょうはトウモロコシの定植も始めたが、スローライフの内実はなかなか忙しい。