畑の隅に桑の木がある。桑の実が熟してきたので見に行ったら、同じ高さの葉が食べられていた。当局によれば、最近周辺を草刈りをやったがそれはあくまでも下草だったが、今回の食べられた葉は1mくらいの高さだけが無くなっていた。
さらに、桑の木の隣に群生していた「カラムシ」(イラクサ科)も上のほうだけが食べられていた。そういえば、桑の葉もカラムシの葉も柔らかい。いったい誰が食べに来たのだろうか。当局はすぐさま鑑識を始めた。
すると、10m先にあった桜の木2本の枝が折られていた。しかも、幹の皮が食べられていた。これは間違いなく突風や強風ではなく誰かがしでかしたことに違いない。当局は、姿こそ見せないがシカが侵入していることをマークした。残念ながら、最近効力のある防犯カメラを設置していないので犯人を特定することは難しいが、状況証拠からシカであることを当局は確定した。