2回雨で延期された国道法面の草刈りは、やっときょう集落の精鋭?5人で行う。しかし、蒸し暑い暑さはTシャツをぐっしょり濡れさすほどで、熱中症が心配だ。1時間ごとに休憩を確保するがみんなの疲労度は高くなる。「あと5年もすれば、こんな作業をやれる人はいなくなるぞ」と言って自虐的に笑いあう。
昨日は「レンギョウ」を覆っているクズを「ひとりボランティア」で除去する。けっこう絡まっているのでレンギョウの整枝をしながら行うので、結果的にはそれだけで2日間かかっている。クズの葉のお茶が旨いそうだがとてもそんなことをやる余裕もない。
太くなった古い枝は根元をから鋸で伐る。生命力のあるレンギョウはそれでもこの強剪定でも再来年には立ち直れるはずだ。最後にトリマーを使ってざっと整枝するが切り口がどうしても雑になるのが気になる。今年は一部の枝が元気がなかったが原因がわからない。枝が混みあっているのではないかと思われたが。それでも、肥沃ではないガレ場のような所で黄色い花を咲いてくれるのはありがたい。
下の田んぼの新緑の稲を借景として、「コオニユリ」らしきユリが雑草に混じって咲いていた。これもちょっとした風景だが、作業する者には楽しむ余裕がないようだった。お昼過ぎに強い夕立が叩きつけてきた。作業はお昼には終わっていたのでホッとしたが、むしろ土砂崩れが心配となった。そんなとき、この雨をぬって「山猿さん」が夕方遊びに来てくれた。癌の摘出手術を何か所もしたにもかかわらず元気な姿を見せてくれたのが嬉しい。