ここ数日、記録的な酷暑が続くのできつい屋外作業はやめ、ひたすら熱波を避け睡眠術でドローンする。その隙間の朝と夕方の涼しい時間だけ少しづつ裏山の下にある養生中の植木を整頓していく。まずは、石垣や通路に生えている雑草を除去し、イノシシの破壊工作(もう少しで石垣が破壊されるところだった)の後遺症を修繕する。もちろん、鉢のなかに侵入している雑草も除去してきたけれど。
木の種類は豊富ではなく、集落の国道法面に植えるアジサイ・レンギョウが多い。そこに、桜・ヤエクチナシなど挿し木で増やしている樹木が参画している。実生で育てたソシンロウバイやナンテンも芽を出してきたところだ。石垣のおかげで灼熱の熱波が直接襲わないのがいい。適度な日陰と湿気で夏の暑さと冬の寒さをしのいでいる。ここから畑の周りに樹木が派遣されているがなかなか活着するにはいろいろな障害がある。イノシシやシカの狼藉や食害にはほとほと手を焼いているし、そのうえ長雨や酷暑攻撃だ。植木も人間と同じく波瀾万丈の生きざまを続けている。