6月の尾上ガーデンも見所はいまだ衰えていない。
トウキ(セリ科・当帰)の根は、婦人病、とくに産後の回復に良いとされる。
セロリに似た味がする葉は、しもやけ・ヒビに効くそうだ。
江戸時代は藩の特産品・製薬材料として収入に貢献したらしい。
花を初めて見た。

庭でよく見かける「キンシバイ」(オトギリソウ科)。
雄しべが金の糸、花弁が梅の花に見立てた。

ハギの仲間は同定が難しいが、これもいろいろ解釈がある。
しかし、ここではシンプルに、白い萩の「シラハギ」(マメ科・白萩)といこう。

標高が高い所で見かける「ウツボグサ」(シソ科)。
花後の枯れた花穂が、矢の収納武具の靫(ウツボ)に似ていることでついた名前だ。

花穂が小さく見えるが花弁がない。
昆虫を引き寄せるには目立つものが必要だ。
そこで考えた戦略が葉を白く化粧することだったのだ。
尾上ガーデンはいまアジサイがいちばん目につく。
さすが、6月にふさわしい。
天空の里、春野町にこうした山野草の庭が存在することが奇跡的だ。
わが家の庭の隣でしきりにシカが鳴く。
ということはヤマビルも増えるということだ。
万葉人のシカへの情念はこの過疎地では害獣となる。
トウキ(セリ科・当帰)の根は、婦人病、とくに産後の回復に良いとされる。
セロリに似た味がする葉は、しもやけ・ヒビに効くそうだ。
江戸時代は藩の特産品・製薬材料として収入に貢献したらしい。
花を初めて見た。

庭でよく見かける「キンシバイ」(オトギリソウ科)。
雄しべが金の糸、花弁が梅の花に見立てた。

ハギの仲間は同定が難しいが、これもいろいろ解釈がある。
しかし、ここではシンプルに、白い萩の「シラハギ」(マメ科・白萩)といこう。

標高が高い所で見かける「ウツボグサ」(シソ科)。
花後の枯れた花穂が、矢の収納武具の靫(ウツボ)に似ていることでついた名前だ。

花穂が小さく見えるが花弁がない。
昆虫を引き寄せるには目立つものが必要だ。
そこで考えた戦略が葉を白く化粧することだったのだ。
尾上ガーデンはいまアジサイがいちばん目につく。
さすが、6月にふさわしい。
天空の里、春野町にこうした山野草の庭が存在することが奇跡的だ。
わが家の庭の隣でしきりにシカが鳴く。
ということはヤマビルも増えるということだ。
万葉人のシカへの情念はこの過疎地では害獣となる。