山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

竹かごづくりに挑戦!?

2012-07-21 19:52:52 | アート・文化
 竹かごづくりに参加してきました。
 午前中は、幅広のプラひもや紙バンド紐などを使って、六角形を基本としたミニかごを練習。
            
 お昼ごろにはみんななんとか納得いく作品のできあがり。
 オイラはやっぱり迷宮への旅路。

                     
 午後は、隣の竹林で孟宗竹を伐ってきて、竹ひごづくり。
 といっても、竹ひごの前段階で時間切れ。

 ふだん使わない脳細胞を駆使しようとしたが、やっぱり神経がサビついている。
 ときに、こうしたリハビリはやんなくちゃね。
 次回が竹ヒゴで本番となる……。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏は梅シロップで乗り切るのだ!

2012-07-20 21:55:51 | 食彩・山菜・きのこ
 梅シロップが完成。
 昨年も夏の暑さを乗り切ったのがこの濃縮梅シロップ。
 このシロップに氷・水・柿酢を入れて飲むと元気が出る。

         
 容器に入れていた梅は取り出して種を取る。
 これも手がかかる。
 皮ばっかりの梅は処分して、柔らかい梅だけを天日干しする。
 適度に乾いた梅にフロストシュガーをちょっぴりかける。
 これでおやつのできあがり。 お茶やコーヒーの伴侶として大いに役に立つ。

                 
 漬物ビンのシロップを鍋で沸かし、冷めたら小さな容器に移し替えてできあがり。
 これで夏を乗り切るアイテムを入手する。

 いやはや、和宮様の手仕事は終わりがない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島田宿の帯祭りが産んだ「黒大奴」

2012-07-19 20:44:12 | 特産品・モノ
 和宮様が島田名産の「黒大奴(クロヤッコ)」を掛川で買ってきた。
 三年に一回行われる日本の奇祭と言われる島田の「帯祭り」の主役は、漆黒の姿の「大奴」だ。
 大名行列の中のその「大奴」が太刀の上に帯を掲げる。
 
 享保6年(1721年)創業の清水屋がその奴をイメージして作ったのが、この「黒大奴」。

                     

 漉し餡を昆布と寒天で包んだ羊かんだが、外観がチョコレートのような洋風で、中身が和菓子という渾身の特産品だ。

 甘さが抑えられていて、しかしコクのあるまろやかさが幸せを醸しだす。
 コーヒーやお茶にピッタリの和菓子だ。

 アオムシ状態の日々の食生活に、漆黒の美が胃をまろやかにした。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またもや訪問者続出

2012-07-18 22:16:42 | 生き物
 夜の訪問者がまたもややってきた。
 どういうわけか、みんな障子に体当たりするのだ。
 ぶつかる音の大きさからしてクワガタかカブトムシかと期待した。
 
 ひげがのこぎり状の「ノコギリカミキリ」だった。
 食われたら痛そうな口角もある。

         
 昼間、連日の草刈りに大汗をかいていたらきれいな毛虫がいた。
 どうやらこの美しさは妖しい。
 「ヒメシロモンドクガ」らしいが、確証がない。
 手の甲に毒針が刺さったみたいでチクチクして痛い。

                   
 ひらひらと踊るようにやってきた「コミスジ」。
 三本の白い線がしっかり確認できる。
 一番上の紋にローソクのような紋があるのが「コミスジ」。
 「つ」という紋があれば、「ミスジチョウ」。

 灼熱の太陽のもと、昆虫は里山暮しを満喫している。
 学校も教室ばかりいないで、「書を捨て、田舎に行こう」よ。
 里山は、自然は、偉大な教師なのだ。

 会社も数字ばかり追求しないで、社会貢献する姿を見せることで、地域の信頼を得るべきだ。
 世界の奇跡ともいうべき自然と人間との共生を実現してきた日本の原点にもどろうよ。

 生活の水準を少し落として、目線は山と空にあげ。
 そして、首を垂れて生き物の命の躍動を感じるのだ。
 すると、世界は人間をゆったり抱きしめてくれるのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エダヒゲナガハナノミ」っていうらしい!?

2012-07-17 22:37:40 | 生き物
 いつもの突然の夜の訪問者だった。
 目が悪いのだろうか、障子に激しくぶつかってきた昆虫がいた。
 カミキリムシでもない、ゴミムシでもない、オサムシでもない。

 どうやら、「エダ・ヒゲナガ・ハナ・ノミ」という甲虫らしい。
 捕まえて透明の容器に入れると激しく飛び回る。
 その様子から、「花」に集まる髭の長い「蚤」と、命名されたようだ。

 幼虫は川に住む水生昆虫だ。
 なるほど、わが家の近くに川があり、納得。


よく見かける「シロテンハナムグリ」もやってきた。
 この仲間も、ドウガネブイブイとか、シラホシハナムグリとか、似たもの同士がいっぱいあって紛らわしい。
 透明の容器にしばらく宿泊しても元気で忍耐力がある。
 これも、花にもぐるということで、「ムグリ」がつく。

                     
 夕方、茶畑近くに飛んだものがあった。
 近づくとかわいい「ニイニイゼミ」だった。

 翅に模様があるのは世界的に珍しいという。
 「しずかさや岩にしみいる蝉の声」という芭蕉の句がある。
 この蝉は、アブラゼミかニイニイゼミかの論争があったという。
 前者が歌人の斉藤茂吉、後者が漱石の一番弟子小宮豊隆。

 結末はニイニイゼミらしいとのことになった。
 どうでもいいが、「染み入る」というところが「ニイニイ」らしい。
 雑草も超元気だが、昆虫も終日活発な夏。
 梅雨明けのうだる暑さにうろたえた日となった。
 

    

        
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピーマン収穫第1号 夏野菜順調

2012-07-16 21:35:50 | 農作業・野菜
 カメムシ退治の効果が出たのか、ずいぶんカメちゃんが少なくなってきた。
 そのせいか、小さかったピーマンもいよいよ収穫となった。
 食べるとサクサク・パリパリ音がする。

 ミニトマト4種類もそれぞれ順調に収穫を開始することができた。
 朝採りなのでもちろんうまいことは言うまでもない。
 無農薬・化学肥料不使用・有機農法の土作りも順調だが、このところの天候の影響がやや心配だ。



トウモロコシも追肥し土寄せしたらずいぶんたくましくなってきた。
 まわりの草もしっかり刈り取り、強い風にもめげず、これからが楽しみ。
 一度も成功していないので、今年こそ、やることをやって期待したい。



 
         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸いズッキーニがあったんだ

2012-07-15 20:14:47 | 農作業・野菜
 ズッキーニの根もと近くに丸い実があったことがわかった。
 恥ずかしながら、丸いのはできそこないなのかと思っていた。
 スーパーで売っているのはほとんどキュウリ型だ。
 
 味はそう変わらない。
 生産点からものを考えない悪弊が消費者を洗脳する。
 というわけで収穫は遅くなったが、丸型ズッキーニを食卓にのせた。

 カボチャに近い食感だったが、充分おいしい。
 カブのような甘味と柔らかさがあった。

               
 初めての長ナスを早めに収穫。
 中ナスも順調だ。

 今年は害虫対策を早めにしたせいか、今のところ、枯れたりからは免れている。
 やはり、丁寧に野菜と会話しながら育てなければならないんだな。

 採り立てはやはり「マイウ」だった。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明け方の訪問者のイノシシは偵察か

2012-07-14 20:10:37 | 生き物
 雨上がりの朝、畑には異様な足跡があちこち残されていた。
 経験的にはこの足跡はイノシシのようだ。
 ミミズを食べに来たようだが、本当の狙いは?

      
 足跡の近くには、イノシシが大好きなサトイモやサツマイモがある。
 きっと、出来具合を偵察に来たに違いない。

 まだ食べごろではないと判断してミミズにしたのではないだろうか。
 今夜も犬がけたたましく鳴いているから、出没しているかもしれない。

                 
 部屋の中では、「アシダカグモ」が忍者のように走り回っている。
 12cmほどの怪しい物体が突然動くとドキッとする。
 ゴキブリを捕まえてくれているらしく、意外にゴキブリはあまり見ない。

                       
 きょうの収穫。
 ピーマンに群がる「ホウズキカメムシ」だ。
 前回も同じくらい群がっていた。
 きょうは暑いので水だけのプールに泳がせた。
 いつのまにか、みんな水没していた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味噌部屋の2台目の棚 完成

2012-07-13 19:49:40 | リフォーム・屋内作業
 梅雨の合間にシコシコ作業してきた味噌部屋の二個目の棚が完成。
 木材は近所の大工さんのアドバイスを受けて確保したものだ。
 あとは、棚を壁に固定すれば完璧となる。

                 
 これで、漬物や容器の収納場所が出来たわけだ。
 和宮様が大量に挑戦している漬物ステーションとなる。

 まもなく、梅干と梅ジュースとが完成となる。
 食材を近隣から調達できるのがありがたい。

 人生の楽園は「食」の楽園でもある。
 それは、人と人とがつながってこそできる楽園であることを実感する。
 「隠遁」を決め込んだオイラに 生きる勇気をくれたのも「つながり」だった。

 それは、自然を破壊し、人間の生命までも脅かす便利さ(原発)でもない。
 それこそ「手塩」をかけた汗の結晶で成就するものなのだ。
 それは、人類が営々と暮しを持続してきたリレーでもある。

 「一人農業」ならぬ「一人大工」の孤独は、そうした自然や労働やつながりによって「喜び組」へと止揚する。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿肉・ズッキーニ入りラーメン

2012-07-12 19:39:08 | 食彩・山菜・きのこ
 ズッキーニを初めて収穫した。
 ズッキーニとは、イタリア語でカボチャを意味するそうだ。
 調理法がよくわからないので、とりあえずラーメンに入れてみた。

 ナスのような柔らかい食感だ。
 そこに、鹿肉と収穫したキュウリとを入れたら、具が多すぎた。
 やっと食べつくしたが、満腹のためしばらく牛になる。

 鹿肉は圧力鍋で柔らかくしてから具として食べたが、油っぽさがない。
 おじさんにはちょうどいい。

 きょうは一日中、雨のため休日として久しぶりに骨休み。
 棚づくりの大工をちょっとだけアリバイ労働をしてから夕飯とする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする