今日の休みも天山へ。
天山が好きで好きでたまらない。(笑)
仕事をしていなかったら、毎日でも通いたいくらいに好きだ。
このところ、毎週登っているが、
行く度に変化していて、まったく飽きることがない。
行く度に新しい発見がある。
今日は、上宮登山口から登る。
山の上部はガスっていて、まったく見えない。
前回登った天川ルートは、登山道が工事されていて、
とても歩きやすくなっていたが、
上宮ルートも工事がなされていて、
登山道の脇に水路が造られていた。
上宮ルートも、雨が降ると沢と化していたが、
これでかなり改善されることだろう。
感謝。
夏草で登山道が覆われている。
あめ山分岐を過ぎて、
天山にとりつき、
しばらく登ったところで、パチリ。
本来なら、振り返れば、美しいあめ山が見えるのだが……
天山山頂に到着。
さっそく稜線散歩へ。
すぐにマツムシソウがお出迎え。
いいね~
見慣れたマツムシソウであるが、
近づいて、よ~く見ると、新たな美の発見がある。
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホは、
「美しい景色を探すな、景色の中に美しいものを見つけるんだ」
と言ったが、
「景色」を「花」に置き換えるならば、
「珍しい花を探すな、見慣れた花の中に“美”を見つけるんだ」
と言えるだろう。
毎回、こういう“美”の発見があるから、
“天山詣で”はやめられないのだ。
マツムシソウとキュウシュウコゴメグサの競演。
縦撮りでも……
キュウシュウコゴメグサは、昭和12年に、天山で初めて発見された花だ。
いつまでも仲良くね。
つるりんちゃんは、もうたくさん咲いていた。
大好きな花なので、
ずっと見ていたい気分。
ヒメアザミもたくさん見られるようになってきた。
ホソバノヤマハハコは、開花間近。
純白の花が美しい。
真上からもパチリ。
食虫植物のモウセンゴケは、
虫を捕えていた。(写真右上)
ウメバチソウは、
蕾が何者かに齧られたようになっていた。
見るからに痛々しい。
もう咲かないのか……
蕾がもうひとつあるので、
こちらにも期待……
タンナトリカブトは、蕾がそれらしい形になってきた。
センブリも準備を整えつつある。
本日の「天山北壁」。
これから、“秘密の散歩道”へ向かう。
散歩道には、俄然、花が増えてきていた。
まずは、ガガイモ。
まだ蕾が多いが、もうすぐピークを迎えるだろう。
天山のガガイモは品があるし、美しい。
カワミドリも数を増してきた。
今が一番美しい頃合いだと思う。
ツリフネソウも、あっと言う間に増えていた。
見ているだけで楽しくなる。
マツカゼソウも今がピーク。
カワイイ~
クサアジサイも、花期が長い。
色が濃い花もイイが、
どちらかというと、白に近い、こんな花が好きだ。
ベニイタドリ。
白いイタドリ。
中間の、ピンクのイタドリ。
紅と白のせめぎ合い。(笑)
これは何かというと……
ヒキオコシだ。
やっと一輪咲いていた。
天山のミヤマウズラは、やっと開花し始めた。
いいね~
シュスランもまだまだ元気。
白花のヤマホトトギスを発見。
ノダケや、
アキチョウジも咲き始めている。
レイジンソウの蕾も次第に膨らんできた。
ツクシミカエリソウは、開花間近。
あっ、開花してる~
いいね~
シロバナサクラタデは、もうたくさん咲いていた。
大好きな花なので、嬉しい。
マクロ撮影すると、
美しさが際立つ。
最後に、ツルニンジンの群生地に行ってみた。
「おっ、咲いている~」
もうしばらくすると、鈴生り状態となるだろう。
今日も「一日の王」になれました~