一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……マツムシソウ、ヒメアザミ、オオキツネノカミソリなどを楽しむ……

2017年08月13日 | 天山・彦岳


先日、風来坊さんと背振山系を歩いたとき、
ホームマウンテンの話になり、
「自宅から30分位で登山口へ行ける山が理想」
という意見で一致した。

自宅から30分位で登山口へ行ける山……
それが、
風来坊さんにとっては背振山系であり、
私にとっては天山ということになる。

お盆休みがない私にとっては、
今日(8月13日)だけが、お盆期間中の唯一の休み(公休日)。
時間をつくって、ホームマウンテンである天山に登ってきた。

お盆ということもあってか、
上宮登山口の駐車場は閑散としていた。
静かな山歩きが楽しめそうだ。


ゆっくり歩き出す。


登山道は夏草に覆われている。


あめ山分岐を過ぎて、
しばらく登って振り返る。
いいね~


天山山頂に到着。
数組の登山者がいたが、
いつもの日曜日に比べればかなり少ない。


展望もイマイチ。


稜線散歩に出かける。


マツムシソウは、思ったよりも増えていなかった。


まだまだ蕾が多いが、


開花を初めたものや、


開花途中のものも徐々に増えてきているようなので、
マツムシソウが至る所で見られるようになるには、
もう少し時間が必要だろう。


キュウシュウコゴメグサもまだ少なかった。


こちらも、もう少し時間がかかるだろう。


ホソバシュロソウだけは数を増していた。




サイヨウシャジンも増えていた。


白花のサイヨウシャジンも、いつもの場所に咲いていた。


オトギリソウが群れ咲いていた。


いつもポツンと咲いているイメージがあるので、意外。


形の良いヤマホトトギスがあった。


真上からも美しい。


モウセンゴケの花がまだ咲いていた。


カワイイ~


驚いたことに、
ヒメアザミの花がもう咲いていた。


嬉しい~


コオニユリだけは、すでに終盤を迎えていた。


彦岳が見える所まで行って、引き返した。


ここでランチして、
いざ“秘密の散歩道”へ。


まずは、オオキツネノカミソリを見に行ってみる。
「おっ、咲いている~」


標高が高いので、天山のオオキツネノカミソリはやや遅れて咲く。




まだ蕾も多かったので、
もうしばらくは楽しめるだろう。


タマアジサイの玉が割れ、


たくさん咲いていた。


オミナエシや、


オトコエシも多く見られた。


ツリフネソウがもう咲いていた。


いいね~


ミズタマソウも咲いている。


水玉になってるね~


マツカゼソウを発見。


この花を見ると、ちょっと涼しくなるような……


散歩道のイタドリは、稜線に比べ開花が早い。


ねっ。


シギンカラマツも、今はまだ登山道の方で多く見かける。


美しい~


サワヒヨドリや、


ミズヒキの花も咲いている。


私の大好きなクサアジサイはピークを迎えつつある。


いいね~


ツルニンジンや、


ツクシミカエリソウや、


ミヤマウズラの開花はもうすぐ。


山の桜は、もう紅葉し始めていた。
お盆が過ぎれば、秋はもう、すぐそこに……


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