一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

雲仙普賢岳・国見岳・妙見岳 ……一年を締めくくるに相応しい山行……

2011年12月25日 | その他・佐賀県外の山
平六さんとの忘年登山。
どこにしようかと迷った。
くじゅうか、雲仙。
正月にも「登り初め」を予定していて、
こちらは、やはり、くじゅうだろう。
だとすると、忘年登山は、雲仙。
週末は寒波がくるようだと喜んでいたら、
今日は、見事なタク日和。(笑)
霧氷を期待していたが、果たして……

午前6時に某所で待ち合わせ。
下道で雲仙へ向かう。
国道207号線を南下し、小長井の先から堤防道路で有明海を横断。


島原半島に到着後は、国道251号線を島原方面に走り、神代より右折。
県道131号線を登りつめ、池ノ原園地へ。
7:55
池ノ原園地駐車場に到着。
駐車場には我々の車のみ。


すぐに出発準備とストレッチ。
8:04
池ノ原園地駐車場を出発。


8:32
仁田峠駐車場に到着。
当然のことながら、車は1台もない。


ロープウェイ駅舎横から妙見岳登山道を登り始める。
10cmほどもある霜柱があった。


9:01
上のロープウェイ駅舎展望台に到着。
しばし休憩。
展望を楽しむ。
海が輝いていて美しかった。


妙見神社へ向かう。
残念ながら、霧氷はない。


9:15
妙見神社を通過。


妙見岳へ向かう途中から見た平成新山。
圧倒的な存在感。


9:18
妙見岳山頂に到着。


国見岳へ向かう。
霧氷はないけれど、時折ハッとするような風景に出逢う。


青空があるだけで、すべてのものが魅力的になる。


9:41
国見岳分岐を通過。

国見岳へ岩場の急斜面を登る。
岩に雪が付着しており、注意しながら登る。


9:51
国見岳山頂に到着。


ここからの眺めは抜群。


驚いたことに、国見岳山頂で、わずかながら霧氷が見られた。


せっかく登ってきたのだからと、
山の神様が御褒美を下さったのかも……(笑)
嬉しい。


10:00
国見岳山頂を出発。
美しい谷を見ながら普賢岳へ向かう。


10:40
もみじ茶屋に到着。
ここで休憩していると、若い女の子が薊谷を登ってきた。
その女の子と話していたら、後ろから女性3名、男性1名が到着。
5名のグループで、我々と逆回りで歩いているようだ。
一緒に列になって普賢岳へ登って行く。

10:59
雲仙普賢岳山頂に到着。


5名のグループと写真を撮り合う。
溌剌とした元気いっぱいのグループだった。


山頂から少し下った広場で昼食。


11:35
山頂を出発。
ここも滑らないように注意しながら下って行く。


11:53
もみじ茶屋を通過。

日本画のような風景を見ながら薊谷へ。


この薊谷は、私の大好きな散歩道。
新緑の頃もイイし、
紅葉の頃も素敵だ。
もちろん、雪の薊谷も……






12:30
仁田峠に到着。


展望所から風景を楽しむ。


いつか島原の方からも登ってみたいな~


13:00
池ノ原園地駐車場に到着。
約5時間(昼食・休憩時間含む)の山歩きだった。
平六さんは年末に会社を退職され、
第二の人生への第一歩を踏み出されようとしている。
車の中で、
そして、歩きながら、
様々なことを話し合った。
仕事、家族、介護、登山、読書、映画……
話題は尽きることがなかった。
素晴らしい忘年登山であった。
一年を締めくくるに相応しい山行であった。

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