黒髪山系と国見山系の花巡りをするため、花好きの6名が集まった。
リーフさん、ミーちゃん、ミーpapaさん、お母ちゃん、yanさん、そして私(タク)。
リーフさんとはgooブログ仲間で、何度もコメントのやりとりをしているが、今日が初対面。
「いつか一緒に登りましょう」と約束していたが、なかなか御一緒する機会がなかった。
今日、やっと、その念願が叶った。
ミーちゃん&ミーpapaさん御夫妻は、リーフさんのお友達で、もちろん私とは初対面。
でも、リーフさんのブログではお馴染みの御夫妻なので、私も以前よりお会いしたいと思っていた。
今日会うことができて嬉しかった。
お母ちゃんと会うのは3度目、yanさんとは2度目だが、もうずっとネットでの交流が続いているので、長年の友達のような感じだ。
それでも、こうしてお会いすると、また格別の喜びがある。
今朝、某所に集った6名。
それぞれに自己紹介のような挨拶を交わし、さっそく憧れの花に逢いに出発する。
この時期の黒髪山系と言えば、まずはあの花。
私以外の5名は、まだあの花を見たことがないとのこと。
5名のワクワク感が私にビシビシと伝わってくる。
今年はどの花も開花が早い。
多分大丈夫だろうと思っていたが、はたしてあの花は、可憐に咲いて私たちを待っていてくれた。
「小さくてカワイイ~」
「美しい~」
皆さんの口から溜息ともつかぬ賛美がもれる。
憧れの花をたっぷり堪能し、次の場所に向かう。
そこには、なんとチョウセンニワフジの花が……
図鑑でしか見たことのない花の実物を前に、皆さん感激の面持ち。
チョウセンニワフジに見惚れて夢心地でいたら、お母ちゃんの
「さあ、もう下山しますよ。今日はたくさんの花を見るんですから……」
との声に、覚醒する。
急いで下山し、国見山系の隠居岳に向かう。
4万本とも5万本と言われている自生のヤマツツジを見るためだ。
佐世保出身の私と、佐世保在住のyanさんにはお馴染みのヤマツツジなのだが、他の4名の皆さんは、まだ隠居岳のヤマツツジを見たことがないとのこと。
すごく楽しみにされていた。
隠居岳のウォーカーズ・パークに着き、登り始めると、杉の植林帯のあたりからずっとツクシタツナミソウが咲いている。
群落と呼んでいいほど咲いていて、登山道に彩りを添えている。
ツツジ園に着いた。
「オオオ~」
歓声が上がる。
西岳に向かって、ずっとヤマツツジの群落がある。
こちらを隠居岳と思っている人が多いようだが、隠居岳山頂は違う方向にある。
左に目を転じ、向こうに見えるのが隠居岳だ。
ヤマツツジの間を彷徨っていると、花迷宮に迷い込んだような不思議な感覚になる。
まさに泉鏡花の世界。
「行く方も躑躅(つゝじ)なり。來し方も躑躅(つゝじ)なり。」
泉鏡花の『龍潭譚』に出てくる文章さながらに、真っ赤なツツジに包まれ嬲られる。
ウォーカーズ・パークの高台にある展望所で、昼食にする。
ここからの眺めは素晴らしい。
海を見ながらのランチはとても美味しかった。
お母ちゃんからは、フキと昆布で作っ佃煮をご馳走になった。
とても美味しく、酒のつまみにも最高だろうなと思った。
ミーちゃんからはトマトを頂いた。
私はトマト大好き人間なので、とても嬉しかった。
リーフさんから、クサイチゴのジャムを使った手作りパンを頂いた。
クサイチゴのジャムを食べたかったので、大感激。
素朴なクサイチゴの甘みを活かしたジャムは、とても美味しかった。
yanさんからは、赤飯のおにぎり、玉子焼き、柏餅など、たくさん頂いた。
自分で持ってきた昼食にほとんど手をつけないでいいくらい皆さんからいろんなものを頂き、満腹、大満足。
皆さん、ありがとうございました。
昼食後、リーフさんとミーちゃんだけが知っている「秘密の花園」へ車で移動。
そこには、なんとサイハイランの大群落が……
群落一の美人のサイハイラン。
白いサイハイランも……。
花酔いするほどの群落の中で、私たちは恍惚となり、白昼夢の中にいるようだった。
森の中を歩いていると、ミーちゃんが、倒木を見つけた。
「ほら、この倒木に、いろんな植物が育っていますよ」
ミーちゃんの言葉通り、一本の倒木の上に、アケビ、モミジ、ミズヒキなど多くの植物が育っていた。
死と生が共存する……心安らぐ世界。
空気まで緑色に染まっている湿潤な森の中……
どっぷりと森に浸ると、これまで見えなかったもが見えてくる。
もう、私たちは、森の魔力から逃れられない……そんな気がした。
今日も楽しい一日でした。
リーフさん、ミーちゃん、ミーpapaさん、お母ちゃん、yanさん、
お付き合い頂き、ありがとうございました。
またどこかの山の「秘密の花園」で遊びましょう!
リーフさん、ミーちゃん、ミーpapaさん、お母ちゃん、yanさん、そして私(タク)。
リーフさんとはgooブログ仲間で、何度もコメントのやりとりをしているが、今日が初対面。
「いつか一緒に登りましょう」と約束していたが、なかなか御一緒する機会がなかった。
今日、やっと、その念願が叶った。
ミーちゃん&ミーpapaさん御夫妻は、リーフさんのお友達で、もちろん私とは初対面。
でも、リーフさんのブログではお馴染みの御夫妻なので、私も以前よりお会いしたいと思っていた。
今日会うことができて嬉しかった。
お母ちゃんと会うのは3度目、yanさんとは2度目だが、もうずっとネットでの交流が続いているので、長年の友達のような感じだ。
それでも、こうしてお会いすると、また格別の喜びがある。
今朝、某所に集った6名。
それぞれに自己紹介のような挨拶を交わし、さっそく憧れの花に逢いに出発する。
この時期の黒髪山系と言えば、まずはあの花。
私以外の5名は、まだあの花を見たことがないとのこと。
5名のワクワク感が私にビシビシと伝わってくる。
今年はどの花も開花が早い。
多分大丈夫だろうと思っていたが、はたしてあの花は、可憐に咲いて私たちを待っていてくれた。
「小さくてカワイイ~」
「美しい~」
皆さんの口から溜息ともつかぬ賛美がもれる。
憧れの花をたっぷり堪能し、次の場所に向かう。
そこには、なんとチョウセンニワフジの花が……
図鑑でしか見たことのない花の実物を前に、皆さん感激の面持ち。
チョウセンニワフジに見惚れて夢心地でいたら、お母ちゃんの
「さあ、もう下山しますよ。今日はたくさんの花を見るんですから……」
との声に、覚醒する。
急いで下山し、国見山系の隠居岳に向かう。
4万本とも5万本と言われている自生のヤマツツジを見るためだ。
佐世保出身の私と、佐世保在住のyanさんにはお馴染みのヤマツツジなのだが、他の4名の皆さんは、まだ隠居岳のヤマツツジを見たことがないとのこと。
すごく楽しみにされていた。
隠居岳のウォーカーズ・パークに着き、登り始めると、杉の植林帯のあたりからずっとツクシタツナミソウが咲いている。
群落と呼んでいいほど咲いていて、登山道に彩りを添えている。
ツツジ園に着いた。
「オオオ~」
歓声が上がる。
西岳に向かって、ずっとヤマツツジの群落がある。
こちらを隠居岳と思っている人が多いようだが、隠居岳山頂は違う方向にある。
左に目を転じ、向こうに見えるのが隠居岳だ。
ヤマツツジの間を彷徨っていると、花迷宮に迷い込んだような不思議な感覚になる。
まさに泉鏡花の世界。
「行く方も躑躅(つゝじ)なり。來し方も躑躅(つゝじ)なり。」
泉鏡花の『龍潭譚』に出てくる文章さながらに、真っ赤なツツジに包まれ嬲られる。
ウォーカーズ・パークの高台にある展望所で、昼食にする。
ここからの眺めは素晴らしい。
海を見ながらのランチはとても美味しかった。
お母ちゃんからは、フキと昆布で作っ佃煮をご馳走になった。
とても美味しく、酒のつまみにも最高だろうなと思った。
ミーちゃんからはトマトを頂いた。
私はトマト大好き人間なので、とても嬉しかった。
リーフさんから、クサイチゴのジャムを使った手作りパンを頂いた。
クサイチゴのジャムを食べたかったので、大感激。
素朴なクサイチゴの甘みを活かしたジャムは、とても美味しかった。
yanさんからは、赤飯のおにぎり、玉子焼き、柏餅など、たくさん頂いた。
自分で持ってきた昼食にほとんど手をつけないでいいくらい皆さんからいろんなものを頂き、満腹、大満足。
皆さん、ありがとうございました。
昼食後、リーフさんとミーちゃんだけが知っている「秘密の花園」へ車で移動。
そこには、なんとサイハイランの大群落が……
群落一の美人のサイハイラン。
白いサイハイランも……。
花酔いするほどの群落の中で、私たちは恍惚となり、白昼夢の中にいるようだった。
森の中を歩いていると、ミーちゃんが、倒木を見つけた。
「ほら、この倒木に、いろんな植物が育っていますよ」
ミーちゃんの言葉通り、一本の倒木の上に、アケビ、モミジ、ミズヒキなど多くの植物が育っていた。
死と生が共存する……心安らぐ世界。
空気まで緑色に染まっている湿潤な森の中……
どっぷりと森に浸ると、これまで見えなかったもが見えてくる。
もう、私たちは、森の魔力から逃れられない……そんな気がした。
今日も楽しい一日でした。
リーフさん、ミーちゃん、ミーpapaさん、お母ちゃん、yanさん、
お付き合い頂き、ありがとうございました。
またどこかの山の「秘密の花園」で遊びましょう!
あんな花もこんな花もまだその山は未踏なので…思いは募るばかり…( ´艸`)
それに美味しそうなフキの佃煮や、手作りのパン。
山に登って美味しいのはトマトや柑橘類、体の中に水分がす~っと入っていく感じ。
タクさん、贅沢~
隠居岳の山躑躅をグリーン・ウォーカーで最初知ったのですが、掲載されている写真では植栽のような感じでした。タクさんの画像で自生していることが解りました。
私もやっと先週マイセンの森からのコースを登れましたよ。
人との出会い、また再会は同じ山野草を愛でる仲間としてこのうえない喜びです
とどまることのない、いつもポジティブな前向きのタクさんにややもすると家でまったりとただただ月日の過ぎる生活になりそうなオカンを前向きに指し示してくれるのがタクさんです
また機会があったらお誘いください
念願のお花をこの目で確かめる事ができました、下見くださったおかげです、逢わせてあげたいという一途さの気持ちが伝わりお母ちゃんいつになく元気でしたよ
この元気をひっぱってやまめさんが中止した九重にお供したいと、どうなることやら
ミヤマキリシマの絨毯がみれるでしょうか・・・・
すると今日は、黒髪山系のあの希少種の花がタクさんのブログから飛び出してきたので、思わず「凄い」と唸りました。
それにしても綺麗な色をしてますね。
現実に実物を見るともっと感動するでしょうね。
一番いい咲き具合の時に見ることができたのは、
下見をしてくださったからですね。
ありがとうございます。
それにしても、花の色が美しく出ていますね。
本物より大きいし~
素適な花めぐりにお誘い頂きまして、有難うございました。
下見を幾度もして下さって、また昨日は先行して、開花状況をお調べ下さり、重ねて感謝申し上げます。
珍しい花、美しい花たちに出逢えて、またタクさんをはじめ皆様とご一緒させて頂き、最高の幸せを感じています。
感動を有難うございました。
コーヒーとても美味しかったです。ご馳走さまでした。
どの写真も綺麗ですね。カメラと腕がよいのでしようね。
どの花も最高の見頃と思いました。流石は花も詳しいタクさんです。
またいつか山、ご一緒したいですね。
有難うございました。
>楽しそうな花巡り、ご一緒したかった~(*^-^*)ゞ
>あんな花もこんな花もまだその山は未踏なので…思いは募るばかり…( ´艸`)
案外多いんですよね、あの花を見たことがない人は……
今年もまだ見ることができますし、来年もチャンスはあります。
言って頂ければご案内致します。
>それに美味しそうなフキの佃煮や、手作りのパン。
>山に登って美味しいのはトマトや柑橘類、体の中に水分がす~っと入っていく感じ。
>タクさん、贅沢~
さすがpandaさん、食べ物にやはり目がいきますね。( ´艸`)
クサイチゴのジャムを作りたいとpandaさんのブログのコメント欄に書いた私ですが、昨日リーフさんの手作りジャムを食べることができました。
ラッキーって感じです。
来年は自分で作らないとね。
それともpandaさん自家製のジャムを食べようかな?( ´艸`)
>”あの花”には私も未だ出会えていません。昨年は時期を逸しました・・・。もう咲いているようですから出かけましょう!情報ありがとうございました。
今年はどの花も開花が早いようですね。
1週間前に下見に来た時にすでに咲いていましたから、今が見頃かもしれません。
>隠居岳の山躑躅をグリーン・ウォーカーで最初知ったのですが、掲載されている写真では植栽のような感じでした。タクさんの画像で自生していることが解りました。
「ツツジ園」なんて書いてあるので、誤解されるんですよね。
あんまり整備しない方がイイのかなと思います。
真っ赤なヤマツツジは、くじゅうや阿蘇、雲仙などのミヤマキリシマとは違った魅力がありますね。
私はどちらかというと、妖艶なヤマツツジの方が好きですね。
文学的だし……
>私もやっと先週マイセンの森からのコースを登れましたよ。
あの本が出てから、黒髪山系もいろんなルートから登られるようになりましたね。
昨日も、参加された皆さんから、「とても500m~600mの低山とは思えない風景」との声が上がりました。
岩崎元郎さんの「新・日本百名山」にも選ばれましたし、これからもっと登山者が増えるでしょうね。
>大変貴重な時間をみんなと一緒に共有頂きありがとうございました
>人との出会い、また再会は同じ山野草を愛でる仲間としてこのうえない喜びです
昨日は、私にとっても素晴らしい一日でした
素敵な花との出逢い、そして素敵な人との出逢い、
奇跡のような時間を共有できたことを感謝します。
>とどまることのない、いつもポジティブな前向きのタクさんにややもすると家でまったりとただただ月日の過ぎる生活になりそうなオカンを前向きに指し示してくれるのがタクさんです
>また機会があったらお誘いください
春と秋の八幡岳の自然観察会を含め、これから御一緒する機会が多くなると思います。
こちらこそ宜しくお願い致します。
>念願のお花をこの目で確かめる事ができました、下見くださったおかげです、逢わせてあげたいという一途さの気持ちが伝わりお母ちゃんいつになく元気でしたよ
昨日は、お母ちゃんが一番元気だったような気がします。
あの勢いでしたら、青螺山も大丈夫ですよ。
いつか必ずリベンジしましょうね。
>この元気をひっぱってやまめさんが中止した九重にお供したいと、どうなることやら
>ミヤマキリシマの絨毯がみれるでしょうか・・・・
やはりヤマメさん、中止してたんですね。
昨日は中止して正解だったでしょうね。
ヤマメさん、もしかして雨男?
そういえば、数年前に我が山岳会の山行に参加された時も雨だったし……( ´艸`)
昨日のお母ちゃんの元気だったら、くじゅうも大丈夫でしょう
楽しんできて下さいね。
>天山の花の名前を調べようと昨日は「黒髪山系の植物」の本を開いてました。
>すると今日は、黒髪山系のあの希少種の花がタクさんのブログから飛び出してきたので、思わず「凄い」と唸りました。
驚かしてスミマセン。
+3Kさんもあの本を購入されてたんですね。
あの本、黒髪山系ばかりでなく、佐賀県内の植物図鑑としても活用できますよね。
素晴らしい本です。
>それにしても綺麗な色をしてますね。
>現実に実物を見るともっと感動するでしょうね。
そうなんですよ。
写真では大きく見えるんですが、本当に小さな花です。
皆さん、そのことに一番驚かれてましたね。
それから、その花の美しさに……
逢おうと思ってもなかなか逢えない……そこが惹きつけられる理由であり、魅力のようです。