《きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ》
須賀敦子『ユルスナールの靴』
病院から処方された薬の副作用で苦しんでいた頃、そよかぜさんから一通のメールが届いた。
お見舞いのメールと思いきや、山へのお誘いのメールであった。
それも超過酷な……
「長崎組では5月31日に多良山系のロングルート縦走をしたいと思っています。
このルートはロング&アップダウン有&前半展望なしのコースです。
距離もかなりあり、祖母傾も真っ青~
郡岳南登山口~郡岳~遠目山~春日越~岩屋越~釜伏山~つげ尾~経ヶ岳~中山越~金泉寺~五家原岳~横峰越~黒木
20km以上で、かなりの覚悟が必要なルートとなります」
ドヒャー!
そよかぜさんは何を考えているんだ。
そよかぜさんはきっと鬼に違いない。
薬の副作用でウンウン苦しんでいる私に、超過酷な縦走のお誘いをかけてくるとは……
私はすぐにお断りのメールを書く……つもりだったが、私の指は勝手に次のような文章を綴っていた。
「体がちょっと心配ですが、順調に回復しているようなので、一応【参加】でお願いします。
あと三週間ほどあるので、コンディションを整えて参加できればと思います。
よろしくお願い致します」
おいおい、大丈夫なのか?
と自問自答しつつ、私は三週間後の多良山系縦走に向けて準備を始めていた。
当時、手先の震え、心臓のバクバク感、虚脱感などに悩まされていた私は、登山などまったく考えられない状態にあった。
仲間がくじゅうや由布岳や阿蘇などに出掛けている間、私は近くの里山歩きから一歩を踏み出すことにした。
そして、次第にレベルアップさせていき、縦走一週間前には、天山・彦岳を往復縦走するまでに体力を回復させることができた。
そして、縦走当日を迎えた。
早朝5時、黒木の集合場所に集合したのは、次の10名。
【福岡組】Kさん、Nさん。
【大川組】風さん、エミリーさん。
【大分組】よっちゃん。
【長崎組】山馬鹿さん、クラッカーさん、みつばさん、そよかぜさん。
【佐賀組】タク。
福岡組のお二人は初対面だったが、他のメンバーは面識があったので気は楽だった。
黒木第二駐車場に車をデポし、数台の車に分乗して郡岳南登山口に向かう。
登山口に着くと、出発準備をし、輪になって自己紹介をした。
5:34
郡岳南登山口を出発。
カンアオイなどを愛でながら高度を上げていく。
6:27
坊岩・西登山口分岐通過。
6:42
郡岳山頂に到着。
大川組の別行動メンバーも交えて記念撮影。
まだ歩き始めて間もないので爽やかな表情。
(写真提供・そよかぜさん)
山頂にはヤマボウシの木があり、白色に変身中であった。
6:53
郡岳山頂を出発。
美しい縦走路が続く。
7:16
遠目越を通過。
7:49
遠目山山頂に到着。
しばし休憩。
8:23
春日越に到着。
地図を広げ、ルート確認。
この郡岳からつげ尾の間は、あまり歩かれることのないルートだが、縦走路はとにかく美しい。
こんな素晴らしい縦走路を歩かないなんてもったいないと思う。
9:06
岩屋越に到着。
しばし休憩。
ここまでは割と快適に歩けるが、ここから先は小さなアップダウンが連続する多良山系縦走前半の正念場だ。
黒髪山系の牧ノ山にある「笑い坂」に似た急坂があった。
あまりの急坂に、笑うどころか顔がひきつっている人もいたような……
9:47
狸だまりを通過。
釜伏山山頂手前に、展望の良い場所がある。
ここから出発点の郡岳が見えた。
出発してからもう4時間以上経過しているので、郡岳が小さく見える。
ちょっと感動。
10:04
釜伏山山頂に到着。
ここでも地図を広げ、ルート確認。
ここから先もアップダウンが続き体力は消耗していくが、縦走路が美しいので癒される。
10:55
つげ尾に到着。
やっとお馴染みの道標に出会い、ホッとする。
11:28
経ヶ岳山頂に到着。
経ヶ岳山頂からは、郡岳から歩いてきた稜線が一望の下に見渡せた。
そして、これから向かう五家原岳への道のりも眺められた。
山頂標識と一緒に記念撮影。
標識の後ろの木が刈り払われていてビックリ。
展望は良くなっているが、はたして……
(写真提供・そよかぜさん)
山頂で、軽く昼食。
歩きながら行動食を食べているので、それほどお腹は空いていない。
シロドウダンを眺めながら、くつろぎタイム。
11:49
経ヶ岳山頂を出発。
12:19
中山越に到着。
12:50
笹ヶ岳通過。
緑の中に溶け込んでしまいそう。
13:04
西岳分岐通過。
13:23
金泉寺に到着。
ここで珈琲タイム。
小屋からお湯を分けてもらい、珈琲を淹れる。
美味しい~
金泉寺から五家原岳が眺められた。
近いように見えるが、歩くとけっこう時間がかかる。
ユキノシタが咲いていた。
カワイイ~
13:55
金泉寺を出発。
14:03
西野越を通過。
14:48
中岳を通過。
15:21
五家原岳山頂に到着。
皆さん、思い思いのポーズで記念撮影。
手で三角を作っているのは、山ポーズ。
五家原岳山頂からは、歩いてきた道のりをすべて見ることができる。
郡岳から経ヶ岳へと続く稜線。
経ヶ岳から五家原岳までの稜線。
もう感動で胸がいっぱい!
そよかぜさんと風さんのリードで「多良岳賛歌」を合唱する。
かぜかぜコンビのリードにより、歌声が風に乗って谷を渡っていった。
15:43
五家原岳山頂を出発。
山頂の反対側には、長崎方面が眺められた。
「あの遠くに見える山が岩屋山ですよ」とクラッカーさん。
そよかぜさんのHPでお馴染みの岩屋山は、都市近郊の山でありながら、植物種の豊富な魅力的な山。
まだ登ったことがないので、近いうちに登ってみたいと思う。
16:24
横峰越に到着。
しばし休憩。
美しい滝などを眺めながら、そしてそよかぜさんの歌を聴きながら快適に下る。
17:34
そして、とうとう黒木に到着。
万歳!
この最後の道は、我々のビクトリーロード。
一生、忘れないだろう!
17:48
経ヶ岳をバックに記念撮影。
(写真提供・そよかぜさん)
こうして、私達の12時間の旅が終わった。
Kさん、Nさん、風さん、エミリーさん、よっちゃん、山馬鹿さん、クラッカーさん、みつばさん、そよかぜさん、
素晴らしい一日をありがとうございました。
大感動の一日でした。
皆さんがいたから、最後まで歩くことができました。
本当に、感謝、感謝です。
かつて読んだ須賀敦子の『ユルスナールの靴』の冒頭には、
《きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ》
と書いてある。
私のお気に入りの一行で、読了後、忘れないように手帖に記していた。
多良山系縦走を終えた今、私はこの言葉をこう言い替えようと思う。
《きっちり足に合った靴、それに素敵な仲間がいれば、僕はどこまでも歩いていける》
須賀敦子『ユルスナールの靴』
病院から処方された薬の副作用で苦しんでいた頃、そよかぜさんから一通のメールが届いた。
お見舞いのメールと思いきや、山へのお誘いのメールであった。
それも超過酷な……
「長崎組では5月31日に多良山系のロングルート縦走をしたいと思っています。
このルートはロング&アップダウン有&前半展望なしのコースです。
距離もかなりあり、祖母傾も真っ青~
郡岳南登山口~郡岳~遠目山~春日越~岩屋越~釜伏山~つげ尾~経ヶ岳~中山越~金泉寺~五家原岳~横峰越~黒木
20km以上で、かなりの覚悟が必要なルートとなります」
ドヒャー!
そよかぜさんは何を考えているんだ。
そよかぜさんはきっと鬼に違いない。
薬の副作用でウンウン苦しんでいる私に、超過酷な縦走のお誘いをかけてくるとは……
私はすぐにお断りのメールを書く……つもりだったが、私の指は勝手に次のような文章を綴っていた。
「体がちょっと心配ですが、順調に回復しているようなので、一応【参加】でお願いします。
あと三週間ほどあるので、コンディションを整えて参加できればと思います。
よろしくお願い致します」
おいおい、大丈夫なのか?
と自問自答しつつ、私は三週間後の多良山系縦走に向けて準備を始めていた。
当時、手先の震え、心臓のバクバク感、虚脱感などに悩まされていた私は、登山などまったく考えられない状態にあった。
仲間がくじゅうや由布岳や阿蘇などに出掛けている間、私は近くの里山歩きから一歩を踏み出すことにした。
そして、次第にレベルアップさせていき、縦走一週間前には、天山・彦岳を往復縦走するまでに体力を回復させることができた。
そして、縦走当日を迎えた。
早朝5時、黒木の集合場所に集合したのは、次の10名。
【福岡組】Kさん、Nさん。
【大川組】風さん、エミリーさん。
【大分組】よっちゃん。
【長崎組】山馬鹿さん、クラッカーさん、みつばさん、そよかぜさん。
【佐賀組】タク。
福岡組のお二人は初対面だったが、他のメンバーは面識があったので気は楽だった。
黒木第二駐車場に車をデポし、数台の車に分乗して郡岳南登山口に向かう。
登山口に着くと、出発準備をし、輪になって自己紹介をした。
5:34
郡岳南登山口を出発。
カンアオイなどを愛でながら高度を上げていく。
6:27
坊岩・西登山口分岐通過。
6:42
郡岳山頂に到着。
大川組の別行動メンバーも交えて記念撮影。
まだ歩き始めて間もないので爽やかな表情。
(写真提供・そよかぜさん)
山頂にはヤマボウシの木があり、白色に変身中であった。
6:53
郡岳山頂を出発。
美しい縦走路が続く。
7:16
遠目越を通過。
7:49
遠目山山頂に到着。
しばし休憩。
8:23
春日越に到着。
地図を広げ、ルート確認。
この郡岳からつげ尾の間は、あまり歩かれることのないルートだが、縦走路はとにかく美しい。
こんな素晴らしい縦走路を歩かないなんてもったいないと思う。
9:06
岩屋越に到着。
しばし休憩。
ここまでは割と快適に歩けるが、ここから先は小さなアップダウンが連続する多良山系縦走前半の正念場だ。
黒髪山系の牧ノ山にある「笑い坂」に似た急坂があった。
あまりの急坂に、笑うどころか顔がひきつっている人もいたような……
9:47
狸だまりを通過。
釜伏山山頂手前に、展望の良い場所がある。
ここから出発点の郡岳が見えた。
出発してからもう4時間以上経過しているので、郡岳が小さく見える。
ちょっと感動。
10:04
釜伏山山頂に到着。
ここでも地図を広げ、ルート確認。
ここから先もアップダウンが続き体力は消耗していくが、縦走路が美しいので癒される。
10:55
つげ尾に到着。
やっとお馴染みの道標に出会い、ホッとする。
11:28
経ヶ岳山頂に到着。
経ヶ岳山頂からは、郡岳から歩いてきた稜線が一望の下に見渡せた。
そして、これから向かう五家原岳への道のりも眺められた。
山頂標識と一緒に記念撮影。
標識の後ろの木が刈り払われていてビックリ。
展望は良くなっているが、はたして……
(写真提供・そよかぜさん)
山頂で、軽く昼食。
歩きながら行動食を食べているので、それほどお腹は空いていない。
シロドウダンを眺めながら、くつろぎタイム。
11:49
経ヶ岳山頂を出発。
12:19
中山越に到着。
12:50
笹ヶ岳通過。
緑の中に溶け込んでしまいそう。
13:04
西岳分岐通過。
13:23
金泉寺に到着。
ここで珈琲タイム。
小屋からお湯を分けてもらい、珈琲を淹れる。
美味しい~
金泉寺から五家原岳が眺められた。
近いように見えるが、歩くとけっこう時間がかかる。
ユキノシタが咲いていた。
カワイイ~
13:55
金泉寺を出発。
14:03
西野越を通過。
14:48
中岳を通過。
15:21
五家原岳山頂に到着。
皆さん、思い思いのポーズで記念撮影。
手で三角を作っているのは、山ポーズ。
五家原岳山頂からは、歩いてきた道のりをすべて見ることができる。
郡岳から経ヶ岳へと続く稜線。
経ヶ岳から五家原岳までの稜線。
もう感動で胸がいっぱい!
そよかぜさんと風さんのリードで「多良岳賛歌」を合唱する。
かぜかぜコンビのリードにより、歌声が風に乗って谷を渡っていった。
15:43
五家原岳山頂を出発。
山頂の反対側には、長崎方面が眺められた。
「あの遠くに見える山が岩屋山ですよ」とクラッカーさん。
そよかぜさんのHPでお馴染みの岩屋山は、都市近郊の山でありながら、植物種の豊富な魅力的な山。
まだ登ったことがないので、近いうちに登ってみたいと思う。
16:24
横峰越に到着。
しばし休憩。
美しい滝などを眺めながら、そしてそよかぜさんの歌を聴きながら快適に下る。
17:34
そして、とうとう黒木に到着。
万歳!
この最後の道は、我々のビクトリーロード。
一生、忘れないだろう!
17:48
経ヶ岳をバックに記念撮影。
(写真提供・そよかぜさん)
こうして、私達の12時間の旅が終わった。
Kさん、Nさん、風さん、エミリーさん、よっちゃん、山馬鹿さん、クラッカーさん、みつばさん、そよかぜさん、
素晴らしい一日をありがとうございました。
大感動の一日でした。
皆さんがいたから、最後まで歩くことができました。
本当に、感謝、感謝です。
かつて読んだ須賀敦子の『ユルスナールの靴』の冒頭には、
《きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ》
と書いてある。
私のお気に入りの一行で、読了後、忘れないように手帖に記していた。
多良山系縦走を終えた今、私はこの言葉をこう言い替えようと思う。
《きっちり足に合った靴、それに素敵な仲間がいれば、僕はどこまでも歩いていける》
素晴しいルートをみなさんと一緒に歩けて嬉しかったですよ~
タクさん なにか勘違いされているような~
ではありませんよ~
女神か天使 の声だったでしょう、あのお誘い。
しかし、楽しい縦走でしたね。
お天気は上々&美しい&涼しくそしてそして、最高の仲間です
私もどこまでも歩いていきたい気分でしたよ。
さあ今日から新たなチャレンジに向かって出発だぁ~
病み上がりの身体で達成されたその気力と体力には驚きです。
その力の底には素敵なお仲間との絆があるのですね
それにしても12時間? 普通は半分ほど歩いたら「はいお疲れ様。今日もよく歩きました」となるはずがその倍?・・
想像付きません(笑)
タクさん、完走された皆さん、おめでとうございます。
どうされたかなーと思っていましたが、やっぱり参加されましたね。 体調は完全だったようでなによりでした。
郡岳登山口から頂上までの所要時間がなんと、68分しかかかっていません。標高差は471mとして、毎分6.92m高度を上げていますが、山登りの本等では、毎分5mが目安にすると良いでしょうと、あったのを思い出しています。
タクさんの超健脚ぶりには、改めて驚いています。
そしてあの超難関、ロングコースを、たつたの12時間で成し遂げられるとは、ギネスブックに申請されてもよろしいかと存じます。
皆さん満足感が溢れてとても素適です
タクさんのレボを拝見して、以前歩いたことがあるコースを思い出しています。
郡岳~つげ尾間が未踏査です。いつか挑戦したいと思っています。 レポ大変参考になります。
尚、明日郡岳に同じ登山口から、目的がありまして、登る予定にしています。
天山~彦岳縦走も足馴らしとしてあったので何時がXデーなのか楽しみにレポを待ってました。でも流石にタクさんは健脚に超が付く人ですね。
「どこまでも歩いていける。」いいですね。
私もそんな風に言えるようになりたい。
ただ足手纏いにならないように歩きたいと思っています。
>タクさん 今日は辛い出勤ご苦労様です。
今回は、コンディションを整えて参加したお陰で、快適に歩くことができました。
なので、疲れもそれほど残っていないのですよ。
仕事もきっちりこなしました。(本当です)
>素晴しいルートをみなさんと一緒に歩けて嬉しかったですよ~
郡岳からつげ尾の間は、今回初めて歩いたのですが、素晴らしい縦走路でした。
もっと荒れた感じの道を想像していました。
以前より歩いてみたいと思っていた縦走なので、本当に参加して良かったです。
>タクさん なにか勘違いされているような~
>鬼ではありませんよ~
>女神か天使 の声だったでしょう、あのお誘い。
いや、本当に、今ではそよかぜさんに感謝感謝ですよ。
あの最悪の状態の時に「多良山系縦走」のお誘いがあったお陰で、急ピッチで体力回復ができたように思います。
やはり目的があると、違いますね。
あのお誘いは、「ショック療法」的効果がありましたよ。
>しかし、楽しい縦走でしたね。
>お天気は上々&美しい&涼しくそしてそして、最高の仲間です
>私もどこまでも歩いていきたい気分でしたよ。
何よりも天候に恵まれました。
暑すぎず寒すぎず、適度に心地よい「そよかぜ」が吹いて、快適に歩くことができました。
参加者全員がゴールできたことも嬉しかったですね。
>さあ今日から新たなチャレンジに向かって出発だぁ~
私も今日から「完全復活宣言」です。
もうそこまで夏山が近づいてきていますよ~
>大縦走だったのですねー
>病み上がりの身体で達成されたその気力と体力には驚きです。
ちょっと「ぶっつけ本番」的な感じもありましたが、無事完歩することができました。
あの最悪の状態から、順調に体力を回復させることができた事が、今回の完歩につながりました。
ややもすればオーバーワークになりがちな私の行動に、「自重」するよう声をかけてくれたかずさんにも感謝です。
>その力の底には素敵なお仲間との絆があるのですね
素晴らしいキャリアの方達ばかりでしたので、安心でしたし、楽しく歩くことができました。
リーダーをして頂いた山馬鹿さんのペース配分も見事でしたし、そよかぜさんの周囲を和ませる笑い声にも助けられました
>それにしても12時間? 普通は半分ほど歩いたら「はいお疲れ様。今日もよく歩きました」となるはずがその倍?・・
>想像付きません(笑)
>タクさん、完走された皆さん、おめでとうございます。
今回は、全員の完歩が目的でしたので、ちょっとゆっくり目のペースでした。
このルートを、8時間、9時間で歩いた人もいると思いますが、楽しい時間を短くする理由は何もありません。
昔、速読術が流行しましたが、私はまったく興味がありませんでした。
だって、読書の楽しみを短くする理由が解らなかったからです。
5時間楽しめる本を、10分で読んでもつまらない。
同じように、仮に1時間で今回のコースを歩いた人がいたとして、その人を羨む理由もない。
せっかく12時間楽しめるのに、たった1時間しか楽しめなかったとは……と気の毒に思うことはあるかもしれないけれど……。
ということで、12時間たっぷり楽しんできました。
かずさんもいつか歩こうね
>どうされたかなーと思っていましたが、やっぱり参加されましたね。体調は完全だったようでなによりでした。
ありがとうございます
無事、完歩できました。
体調も万全の状態で挑むことができ、素晴らしい縦走を楽しむことができました。
>郡岳登山口から頂上までの所要時間がなんと、68分しかかかっていません。
>標高差は471mとして、毎分6.92m高度を上げていますが、山登りの本等では、毎分5mが目安にすると良いでしょうと、あったのを思い出しています。
>タクさんの超健脚ぶりには、改めて驚いています。
>そしてあの超難関、ロングコースを、たつたの12時間で成し遂げられるとは、ギネスブックに申請されてもよろしいかと存じます。
いえいえ、今回は、かなりゆっくり目で歩いているんですよ。
かずさんへのコメントのところでも触れていますが、このルートをもっと短時間で歩いた人はたくさんいます。
でも、我々には短時間で歩く理由がなかったということです。
だって、12時間たっぷり楽しめるのに、時間を短くするのはもったいない。
花を観察したり、珈琲を飲んだり、会話を楽しんだり、歌を歌ったり……と、縦走路を存分に楽しんできました。
>皆さん満足感が溢れてとても素適です
今回は、参加者全員が完歩できたのが良かったです。
自分のことより、全員がゴールできたことの方が嬉しかったし、感動も大きかったです。
>タクさんのレボを拝見して、以前歩いたことがあるコースを思い出しています。
>郡岳~つげ尾間が未踏査です。いつか挑戦したいと思っています。レポ大変参考になります。
美しく、素晴らしい縦走路ですので、いつかぜひ歩いてみて下さい。
私のレポが少しでもお役に立てれば嬉しいです。
>尚、明日郡岳に同じ登山口から、目的がありまして、登る予定にしています。
おっ、そうですか
レポ、楽しみにしていま~す
>凄いの一語に尽きます。
>天山~彦岳縦走も足馴らしとしてあったので何時がXデーなのか楽しみにレポを待ってました。
多良山系縦走のレポ、楽しんで頂けましたでしょうか?
眠気と格闘して書きました。
一緒に歩いているような気分になって頂ければ嬉しいです。
>でも流石にタクさんは健脚に超が付く人ですね。
これからは、タクさんではなく、タフさんと呼んで下さい。(って、コレ、どこかで使いましたよね)
>「どこまでも歩いていける。」いいですね。
>私もそんな風に言えるようになりたい。
きっちり足に合った靴……は、あらゆることへの比喩で、自分が快適に歩く条件(体力、ウェア、ギア、同行者など)さえ整えば、たぶん誰もが「どこまでも歩いていける」のだと思います。
ただ、「きっちり足に合った靴」が見つからない場合でも、自分なりに工夫すれば、十分に楽しめる思います
>この郡岳からつげ尾の間は、あまり歩かれることのないルートだが、縦走路はとにかく美しい。こんな素晴らしい縦走路を歩かないなんてもったいないと思う。
私的にはこれがポイントでした、ありがとう御座います。秘密のルートですょ(笑)
>笹ヶ岳通過。緑の中に溶け込んでしまいそう。
この写真、綺麗ですね~
それにしても余裕の歩きでしたね、凄い体力!
私は、本日筋肉痛で苦しんでいました。
私も雲仙から多良の方角をながめていたら、皆さんの楽しさの周波数が伝わってきましたよ~♪