一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……ムラサキセンブリの白花や、咲き始めたツワブキの花を楽しむ……

2022年10月12日 | 天山・彦岳


10月11日(火)

このところ作礼山に続けて登っていたので、
今日はホームマウンテンの天山へ。
久し振りに上宮登山口から登ることにした。

10:40
上宮登山口駐車場に到着。
(3連休明けの平日だからだろうか)1台の車もない。
嬉しい。


出発。


センブリや、


ヤマハッカの花を見ながら、


上宮の池の前へ。


鯉が寄ってきたが、
エサになるようなものを持ち合わせていない。
ゴメン。


ゆっくり登って行く。


イナカギク、


シラヤマギク、


ヒメアザミなどを見ながら高度を上げていく。


上宮ルートは雨が降ると沢と化すのだが、
水を逃がす水路を作ってあった。
感謝。


アケボノソウが咲いていた。


嬉しい。


いつもの場所でパチリ。


あめ山分岐を通過。


アキノキリンソウや、


アキチョウジが咲いている。


しばらく登ったところで振り返る。
あめ山が美しい。


天山山頂に到着。


稜線散歩へ。


妙齢の御婦人3人組が、タンナトリカブトを探しておられたので、
たくさん咲いている場所へ案内した。(コラコラ)


タンナトリカブトは登山道から少し入り込んだ場所に咲いていることが多いので、
初めて天山へ登った人は見つけにくいかもしれない。


猛毒の花だが、それ故に、より美しく感じるのかもしれない。


リンドウは山頂周辺に多く見られる。






ツルリンドウもまだ咲いている。




ホソバノヤマハハコもまだ頑張っている。




いいね~


マツムシソウや、




キュウシュウコゴメグサは、
随分と数が少なくなってきた。


サルトリイバラの赤い実が秋を感じさせる。


曇っていたのでセンブリの花は閉じているものが多かったが、


開いている花を見つけてパチリ。


ムラサキセンブリの花は、天候に関係なく、いつも開いている。




今日は、「ムラサキセンブリ祭り」と言っていいほどたくさん咲いていた。




楽しい。


ムラサキセンブリの白花も咲いていた。




嬉しい。


山頂に戻り、
ちょっとだけ散歩道へ。


レイジンソウや、


オタカラコウの花を楽しむ。


オタカラコウの花に似たツワブキの花ももう咲き出す頃だと思い、
ツワブキの群生地へ行ってみるが、まだ咲いていなかった。


それでも諦めきれずに探すと、
少しだけ開花したツワブキを見つけることができた。




それでも諦めきれずに、(笑)
完全に開いた花はないか……と探すと、
「あった~!」


美しく開花している。


完璧。


赤い実がこれだけあると美しい。


散歩道のツルリンドウは花の色が濃いような気がする。


アキノタムラソウも美しく咲いている。


オトコエシや、


アキカラマツもまだ咲いている。


ヒヨドリバナもたくさん咲いていた。


ヤマラッキョウの蕾を発見。


天山では初かな?


開花した頃にまた確かめに来よう。
今日も「一日の王」になれました~

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