6月22日(土)
鬼ノ鼻山の麓、
国重要文化財「多久聖廟」の近くにある聖光寺で、
「二千年ハス」が開花したとの知らせが届いた。
「二千年ハス」とは、弥生時代の地層で見つかった種を育てたもので、
元になっているのは「大賀ハス」という品種で、植物学者の故大賀一郎さんが、1951年に千葉県の遺跡で見つけたハスの種を発芽させたことから名前が付いた。
「世界最古のハス」とも呼ばれ、
午前中を中心に直径20センチほどの花を開かせる。
午後になると花を閉じるとのことなので、
鬼ノ鼻山に登る前に、「二千年ハス」を見に行く。
まだ咲き始めで、蕾が多い。
全開した花もあるが、
やはり、開きかけの方が美しい。
本日、いちばん美しかった花。
真上からもパチリ。
2000年の時を超えて開花した花。
いいね~
ハス池には、
トンボがいて、
メダカが泳いでいたので、
お子さん達が大喜びしていた。
最近、メダカって見ないよね。
今日も「憩いの森」から鬼ノ鼻山にとりつく。
美しい林を抜け、
尾根道に出る。
形の良いオカトラノオを見ながら、
「鬼の展望台」に到着。
曇っていて、天山は見えず。
鬼ノ鼻山山頂へ向かう。
コキンバイザサが咲いていた。
嬉しい。
ノイバラも美しく咲いている。
鬼ノ鼻山山頂に到着。
ここも眺めはイマイチなので、
「鬼のテラス」の方へ移動する。
「鬼のテラス」に到着。
遠望は効かなかったが、
麦畑から水田に変貌した白石平野を見ることができた。
「みはらしの丘」に到着。
しばし寛ぐ。
さらに先へ進む。
たくさんのウツボグサや、
オカトラノオの花の蜜を吸っているベニシジミや、
直立不動のオカトラノオ(笑)を見ながら歩いていたら、
今日の目的の花・ママコナに逢うことができた。
ここにはママコナの白花も咲くので、探してみると、
「あった~」
純白の美しさ。
縦走路から下りて、林道を戻ってくると、
オオハンゲをたくさん見ることができた。
なんと、驚いたことに、アキノタムラソウを発見。
まだ6月だよ~
そして、私の好きなムラサキニガナも咲いていた。
この花の色が大好き。
形も、小さい花も好き。
今日も一日の王になれました~