福山市霞町1丁目の中央図書館南側を流れる水路が道三川(どうさんがわ)である。元は本庄から流れて来る下井手川と(地吹町で)つながっていたが、水利権の問題で(市と農業関係者が)揉めて分岐点を遮り地下水をくみ上げて今の道三川の流れが保たれているという噂話を地吹町のおばさんから最近聞いた。真偽の程は市の担当者に聞いてみないと分からないが、講師の高橋加造さんの口から伏せられた事実が語られるかもしれない。福山の城下町で道三川の果たした役割、福山空襲の際に川に入って亡くなった市民のことなどは触れられると思う。若い人にはぜひ耳を傾けてもらいたい講演である。
