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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

福岡正信先生が逝く

2008-08-18 12:23:50 | 日々の自然菜園
福岡正信氏(自然農法実践家)
2008.8.17 16:57

 自然農法の提唱、実践で知られる福岡正信(ふくおか・まさのぶ)氏が16日午前10時15分、老衰のため愛媛県伊予市大平201の2の自宅で死去した。95歳。愛媛県出身。葬儀・告別式は18日午後1時半から伊予市市場127、ルミエール伊予で。喪主は長男、雅人(まさと)氏。

 岐阜高等農林学校(現岐阜大応用生物科学部)卒業後、横浜税関、高知県農業試験場などを経て、故郷へ帰り「不耕起、無農薬、無肥料、無除草」の自然農法を実践。樹木などの種子を粘土に混ぜる「粘土団子」で緑化に尽力した。昭和63年にインドの最高栄誉賞と、「アジアのノーベル賞」といわれるフィリピンのマグサイサイ賞(社会奉仕部門)を受賞した。

 著書「自然農法・わら一本の革命」は英語、韓国語、タイ語などに翻訳された。


自然農法の先生であり、僕の自給生活の始まりであった『わら一本の革命』。
その先生が16日。終戦記念日の翌日亡くなった。

その知らせを友人からメールで教わり、確かに亡くなったことを実感した瞬間、涙した。

先生に生前お会いしたときに、「父と祖父が同じ年齢で亡くなったので、父と祖父が亡くなった年齢に達したとき、僕は死ぬのだなーと腹をくくっていた。僕が死ぬべきその年齢に達したとき家内が亡くなった。僕は生かされた。まだやることがあるらしい。」と語ってくれたのが懐かしい。

やることを終え、亡くなった福岡先生の気持ちはどうであったのだろう?
福岡先生のご冥福をお祈りした。先生ありがとうございました。

これからは生活の中に、福岡先生が一層語りかけてくれるような気がする。
もう一度初心に帰った気がした。

お疲れ様でした。ありがとう福岡正信先生。
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シャロムヒュッテで自然農塾

2008-08-18 11:00:01 | 出張菜園教室
本日これからじゃがいもでも掘ろうと思う。

昨日は一泊二日の『あづみの自然農塾』の最終日だった。
隣町の穂高で月に1回全国から20名くらいが集まって自然農を学んでいる。

それもあってさすがに今日は今まで寝ていたらお天道様が高い。

今回は秋野菜の種蒔きを中心に夏野菜の収穫など野良仕事をしました。
写真は、ニンジンの花が枯れこれから種を自家採種しようと説明しているワンシーンです。

自然を感じ、自然に学ぶ『自然農』は大好きです。
福岡正信さんが言う「無為自然」という言葉に魅かれ、川口さんの『自然農』、岡田茂吉氏の『自然農法』を学び、実践してきました。
「学ぶことは、まねること」。修行時代の多くの先生たちの姿がまぶたに焼き付いています。

最近家庭菜園のお教室を主宰させてもらい教えています。
そのなかで強く実感することがあります。

『教えることは、学ぶこと』
先生の一人である臼井健二さん(シャロムヒュッテオーナー)は「学んだだけでは不十分だ。学んだことを教えて分かち合ってはじめて愛は完成する」と教えてくれました。本当にそう思います。

自然の営みの内に、いのちが輝き合う。そんな生き方が幸せを感じさせてくれます。

今回ゲストで講演をしていただいた仲野忠晴さんのホームページ『NPO法人「畑と田んぼ環境」再生会』を左下のブックマークに加えました。岩澤信夫さんの講演会があったそうです。


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