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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

松本一本ネギの植え替え

2008-08-24 21:01:45 | 自然菜園の技術 基本
本日雨のち曇り
無事主催している『あづみの自給菜園スクール』も授業ができました。

今日は、秋野菜の種蒔きや白菜の生育について僕なりに講義をしました。
自然栽培では、自然の流れに乗り、野菜の本性に沿った栽培が大切にしています。

中でも松本一本ネギという、在来のネギの植え換えにいいお湿り(雨)だったので早速写真のように行いました。

ちなみに松本一本は根深ネギの一種、全国的に有名な仲間は「下仁田ネギ」。白く太ったネギを冬に鍋でいただくと最高です。

松本一本ネギの伝統栽培法
1)8月下旬に、苗床に密に蒔きます。
2)越冬した苗を5月に仮に浅く定植します。
3)夏の暑さに負けぬよう、土寄せ・草マルチをします。
4)8月お盆過ぎに、違う場所に本定植します。
5)9月以降はボカシなどは施さず、土寄せだけで軟白化栽培します。
6)11月に収獲し、軒下などで乾燥させて保存。

裏技ですが、春に越冬した松本一本ネギを植えなおし、葱坊主から種を採取します。その後そのままにしておくと、一本だけ分けつし、美味しい新ネギが初夏に収獲出来ます。
コメント
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