田中麗震愚の夏合宿初日の8月12日。朝から雨である。
道中、揖斐川の濁流を眺めつつ、坂内も同じだろうと確信。
途中で買い物しながら12時過ぎに現地着したら、コースはやはり川になっていた。
先にセンターハウスに陣取っていたゴロンパ一族から領地を略取し、いきなりペペロンチーノを作り始める。
ミョウガ入りペペロンチーノ。
これは過去に作ったペペロンチーノの中では最悪の出来であった。
作る前から予想していたことだが、ミョウガはペペロンチーノには合わない。
しかし、食べ終わる頃には何故か違和感を感じなくなっていた。
もちろんこの時既に、早々と投入した第3のビール(麦とホップ)が効きはじめていた事は言うまでもない。
例えて言えば、少しばかり容姿がマズくても、酒を飲んでさえいればガンガン行けてしまうという事である。
言っとくけどこのぺぺローションはマズいぞ、ワンちゃん。
一度は水が引き始めていたのに、2本目の麦とホップを飲む頃には再び水量が増え始めるコース。
麦とホップ3本目。
麦とホップ4本目。
麦とホップ5本目。
麦とホップ6本目。
麦とホップ7本目。
麦とホップ8本目。
麦とホップ9本目。
スゲー!!
今まで、土砂降りの雨が降っている時にわざわざ坂内に来たことはないからなあ。
一応、第3のビイルを飲みながらも280馬邪の整備をしてるので、ただの酒飲みとは思わないように。
何故かウンともスンとも言わない280馬邪。
メインヒューズが入っていなかった。
何故かセルを回しても「ボボボ」というだけでエンジンが掛からない280馬邪。
これは後日談があるのだが、この場ではエンジンが掛からずに諦めたっちゅーことで。
濃いメンバーが集結するも、合宿というか、単なる飲み会に成り下がったオッサンの集まり。
俺は田中代表のありがたいお言葉も聞かずに爆睡。
前日までに数日続けて奥さんとエッチしてたので、寝不足なんですわ。すんません。
二日目。
上流の神岳ダムが放流を止めたようで、水は急速に引いていく。
が、全くヤル気なし。
写真の少なさがヤル気の無さを如実に物語っている。
何だかパンクしている気配のYZのフロントタイヤを外したものの、パンク箇所を確認できずにそのまま組み付ける事に。
沈黙の280馬邪。
俺、何しに坂内に行ったんだっけ。