THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

Tockun Working Chips笑

2019-09-05 12:53:59 | 工作
以前、「デカールの中古品はありえない」とか書いたことがある。
が、実はKTM65SXの頃から、本番車のデカールを新品に貼り替えるたびに、剥がしたデカールを練習車に貼っていた。スンマヘン笑

ちなみに、捲れて粘着がなくなってしまったデカールは、一旦剥がして裏面を中性洗剤などで水洗いして埃を取り、幅広の両面テープを全面に貼ってやるとまた使えるようになる。一応、中古品としても機能するという・・・笑

'20のYZ85にデカールを貼るにあたり、純正デカールを剥がして、セパレーター(ステッカーの台紙のこと)に移して保管することに笑

俺の場合はいくらでも不要なセパレーターがあるからいいけど(要するにゴミ)、一般の人が同じことをやろうと思ったら困るかもしれないね。
未使用の新車から剥がしたので、デカールもある意味新品。しかし、デカールは本質的にはセパレーターから剥がした時点で新品ではなくなるわけで。まあ、さすがに剥がしたデカールをヤフオクとかで売る図太い神経の持ち主はいないだろう笑

デカールを貼るのに苦労するという話を聞いたりするけど、俺は普段から1m20cm×6mとかのフィルムを貼ってるんで、モトクロスのデカールくらいのサイズだと屁でもない。

ベラッとセパレーターから全面剥がして、ベタッと貼るだけ!!


塩ビは「熱すると縮む」という特性を持っている。縮むといっても体積が減るわけではなく、「元に戻ろうとする」というのが正しいかな?
フィルム状に成型される際の引き伸ばされた応力が残っており、熱すると小さくなっていく。熱さなくても、保管中にも少しずつ小さくなっていく。モトクロスデカールの場合は分厚いんで、この力がかなり大きい。
もちろん熱して引っ張ればビヨ~ンと伸びるのだが、伸ばして貼ると、後で元に戻ろうとする。

なので、ドライヤーで熱して引っ張って貼るのではなく、熱して縮めることによって皺をとりながら貼るのが成功への近道。

例えばYZの場合。

フロントゼッケンの入り角(いりずみ)部分を押し込んで伸ばして貼ってしまうと、後から浮いてきてしまう。熱さずにプラスチックの定規などでキッチリと貼るべし。


一応こんな凸凹でも貼れるのだが、後々微妙に浮いた部分から破れてしまうんじゃないかな?

また、位置合わせが悪かったなどの理由で、外装の端から指が引っかかるくらいデカールがはみ出していたりすると、後で間違いなく剥がれてしまう。カッターなどで切り落とした方がいい。

余談だけど、単なるカッティングシートやクルマのラッピングなどのフィルムなどの比較的薄い素材は、基本的に熱して伸ばす方向で貼るですわ。
コメント
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