何とか280馬邪を組み上げて、19日に夜間テストに行ってきた。
3日でエンジンOHと全ての組み上げを完了するのは、かなり辛かった(笑)。
その内容は以後の記事にて。
さてさて、19日の14時過ぎまで掛かって、エンジン始動&HID点灯まで漕ぎ着けた俺。
慌てて荷造りして16時過ぎに出発。
ハイエースに積もうとすると時間が掛かるので、今回はトラックを使用する事にした。現地作業を考えて、投光器と発電機も持って行きたかったしね。
結局外装まで取り付ける時間的余裕はなく、はだかんぼ状態で積み込み。
坂内には6時過ぎに到着した。既に陽は落ちて薄明かり程度。
駐車場にはかなりの数のライダーが集まっていた。
T田さんの軽トラを発見して隣に駐める。T田さんがライトを点けてコースを走っているのが見えた。
さて、俺は何故に夜間テストの日程を19日に拘ったのか?
去年、単身で行った夜間テスト走行時、イノシシに遭遇。もう一人で夜間走行はイヤなのよ・・・(笑)
で、たまたま都合よく某団体(敢えて今回は実名は避けるw)によって夜間走行会が開催されるとの事なので、コレに便乗しようというワケ。
ところが6時ごろに始まるはずなのに、主催者がいない・・・(爆)。
居合わせた知人の間でも「主催者って来てるの?」
まあT田さん含めて数台が走っているので、気にしない事にしようw
※結局、かなり遅れて到着w
俺は直ぐに走り出す事はできない。
発電機を使用して投光器を焚き、インシュロックや針金、ガムテープを駆使して外装類の仮付けを行う。
完成・・・(笑)。
漆黒のコースに滑り込む。
HID装着によってかなり明るさは出ているが、去年から使っているPIAAのマルチリフレクターレンズは、どうやら配光が悪いようだ。
照らした前方は光ムラが多く、目が慣れるまでは目線が定まりにくくてペースが上がらない。
使用するHIDキットはHi/Lo切り替えタイプのもので、最初はHiに繋いできた。予想したよりも結果が悪かったので、光軸を調整してみたが、視認性はあまり変わらない。
次にLoを試してみる。目線の近い部分の視認性は向上するものの、上方の光がカットされてしまい、走りにくい。
数回のセッティング変更と走行を繰り返すうち、コース終盤で突然ライトが切れた!
結局コレは、ガムテープで無理付けしたヒューズBOXが外れて、ライトのヒューズが何処かへ飛んでいってしまったため。
やはり突貫工事はイカンですな。
一足先に練習走行を終了したT田さんが帰宅して暫くすると、今度は予想外にME06さんが現れてビックリ。まさかこんな時間に来るとは。
俺は何度か280馬邪のライトの仕様変更を行い、どうにか現状でのベターを探り当てた。
が、それほど見易いわけでもなければ、ライトユニットによる重量増加を無視できるほど軽いわけでもない。
インバーターなどの補記類の搭載位置を含めて、今一度改良を加えなければならないようだ。
ME06さんがしきりにME06さんの車内で一緒に寝る事を勧めてきたが、コワモテ男に寄り添って眠るつもりは一切ございません。丁重にお断りしてトラックの運転席で眠りに付いたが、寒い事! 予想はしていた事であるものの、満足に睡眠を摂ることはできなかった・・・。
朝、ほとんど走る気力もない状態でME06さんとメシを食っていたら、moritechさん登場。
とりあえず、世の中で一番好きな食い物がチョコレートである事、男女間の友情はありえない事などを力説してみた(謎)。
そして11時を回った頃、田中麗震愚のマネージャーにして赤組マシンXLR芋樽号のオーナーであるN目君が登場。
いきなり整備を始めるN目君。
現地での整備は、もはや田中麗震愚のお家芸であろう。
俺は280馬邪の電装のプチ改善着手。
そして一度も走らぬままインスタント麺の昼食を。
どうでもいいけど、「ぴんそば」になってからのどん兵衛はマジで旨い。得盛にはワカメが入っている。どーでもいいか。
昼1時を回ってからようやく走り出す。
その後ライトユニットを外して走行してみて、ライトユニット有無の重量差に驚く事となった。
ちなみに骨折の具合は・・・。
普通にコース走行する分には、ほとんど問題は無い。
が、バイクの押し歩きがかなり辛い。なので転倒に対する恐怖が出てしまっているというところ。
改めてサスのセッティングなども確認しつつ、走る気の無さを体全体で表していると、最終確認と称して走行中のN目君が帰ってこない。
コースの向こうのほうを見ると、どうやら何らかのトラブルでストップしているようだ。
友人を心配して駆けつけた俺がウエストバッグの中に入れて行ったのは、もちろん工具・・・ではなく、カメラ(爆)。
突然止まってしまったらしい。
押すのを手伝って、コースの外へ。
朝から食った揚げパンが、喉元まで出掛かっているのだそうだ。
結局このエンジンストップの原因は、単なるコネクターの外れという美しい結末であった。
坂内は既に秋の装い。