280馬邪のエアクリーナーBOXは、知らないうちにまたベロが割れてしまっていた。
右下の取り付け部分。
ここは元々サイドカバー取り付けのベロが先に割れてしまっており、ステンレスの板を曲げたステーを製作して、サイドカバーを固定していた。この方法はマジでオススメで、ノーマルよりもイイッスよ。
だが、遂に本体取り付けのベロまで逝ってしまったのだ。
それでも俺、もう二度とエアクリーナーBOXは買わないもんね~(今のが3つめ)。もしも真っ二つに割れたとしても、次は自分で作るのだ。こんなに直ぐに割れるヤツは、いらねェ。
BOXの色が黒くなってからは多少の改良も見受けられたけど、曲がりやすいリヤフレームに取り付けられている限りは、割れて当然だ。
今回はやはりSUS板のステーに変更してしまう。
我社の主要取引先である近所のホームセンタ-にて、「エアクリーナーBOXの風合いを損なわずに接着できる」という謳い文句のボンドを購入。
下穴を開けてから、接着併用(勿論密閉の目的もある)でタッピングビスをねじ込んで完了。
多分ノーマルよりもコッチのほうが割れずに粘ると思う。
アルミのリヤフレームは細かいブラケットも全て取り付けた。
ノーマルでは溶接ナットが付いている所は、7N01丸棒から削りだしたカラーを溶接して、全てリコイルを施工。
作業中に付いた小傷を消す程度にバフを掛けて、完成。
少々気が早いが、穴位置確認を兼ねて仮組みしてみた。
かかか、カッコいい・・・。
とてもオフロードバイクには見えんな、コレは。
つーか、コレだけみて車種を言い当てる人はあまりおらんだろう。
フレーム後端のパイプ切りっぱなし部分には後日、樹脂製の内キャップを嵌めるつもり。
載せているウマの高さが高いのでかなりケツが上がっている。ミャフリャーは実際にはここまでカチ上げではナイよ。
新作したリヤフレームの重量は、1350g。今までの補強を入れたリヤフレームと比べれば、半分の重量となった。
ノーマルリヤフレームの重量が不明だが、少なく見積もっても1kgは軽くなってるんではないかな?
それと、リヤフェンダー。
一部カットして使用していたMAIERの物は444g。
最終XRの純正品は339g。
100g以上は軽くなった。
さてさて、番外編。
何故か手元に送られてきたWR450F用の新品サイドスタンド。
moritech氏が10月頭に行われるファラオラリー参戦のため、砂地で埋まらないように接地面を増やしてくれとのオーダー。
もちろんマシンは既に完成して今頃インド洋(?)でドンブラコッコと揺られているはずなのだが、なんでも今取り付けているスタンドがかなりヤレて落ちそうなので、手荷物で新品を持って行きたいとのこと。
まああんまり人のバイクはやりたくないのだが(スミマセン)、いずれコレをネタに酒でも飲ませてもらおうと快く安請け合い(爆)。
しかし、よくよく考えると実車がないので、一度切断してしまうと角度が判らなくなってしまうんだよなあ。
で、治具を製作。
ノーマルのお皿を切断して、鉄板を溶接する。
もっと凝った物を想像していたのだが、参考写真によると単なる鉄板を溶接するだけみたい。
これならどんな砂地でも埋まる事はあるまい。ヒヒヒ
が、重量増加が懸念されたので却下。
適当に切り出した鉄板をくっつけておいた。
んんん~デカ過ぎるかなあ? 分かんねェ。
色は必ず金色(スケベ椅子色)かショッキングピンクでと念押しされていたのだが、青いマシンにそりゃないだろうと思って、勝手にシルバーに塗っておいた。こんなカンジで乾かしている・・・。
ついでに280馬邪のステップ&ペダルも同色で塗装。
下地処理をせずに塗ったので、クランクケースカバーに引続き油絵のような塗装である。
かなり粒子の粗いシルバーで、ほんの少しガンメタっぽい。ものの数秒で粒子が沈殿してしまう。明るいところではキラキラ光って綺麗だが、暗いところではかえってショボーンな状態。
近寄って見るのは禁止します。