ミステリーではないが、急に読みたくなって遠藤周作の
イエスの生涯を読んでみた。
美術展を見るにつけ、宗教画を鑑賞するのに、キリスト教
とかイエスの時代の歴史を知っていた方が背景がわかって
面白いのではないかと思ったためだが、遠藤周作のイエスの
生涯は、それ以上のイエスの生涯の謎に迫る。
たとえば、イエスと裏切り者のヨガの心の葛藤とかである。
また、復活や奇蹟が本当にあったかどうかなどである。
そういえば、フェルメールの有名な贋作で、「エマオの食事」
というのがあるが、エマオとは、エルサレムの近くのイエスが
復活した村らしい。
尚、イエスキリストスーパースターというミュージカルで有名な
登場人物(ヘロデ王、ピラト、カヤパ)が次々に出てきて、
それぞれの立場がわかって興味深かった。
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